シンドラーズ・リスト
- 2008.11.23
穏やかな土曜日の午後。 書斎でひとり、スピルバーグの「シンドラーズ・リスト」を観た。 ボクはいつも感情移入し過ぎてしまう。 それを引いても。 ほんの少し、生まれた時代や国がちがっていたら、映像の中で迫害され、虫けら同然に殺されていったユダヤ人の中に自分はいたかもしれない。もっとおぞましいのは目を覆うような残忍な殺戮に無神経なドイツ人の中にいたかも知れない。と、思う。 考えてみたら、同じ時代にボクらの同胞の日系人だって、家土地財産すべてを奪われて強制収容所に追われて辛酸を舐めたのだ。 今、ボクらは安全の中で暮らし、財産が守られ、家族や仲間と笑顔で生活できること。 水道を捻ったら水もお湯も出て、明 […]