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what's new

込山洋一

ペチャンコの絵の具

土曜日の午後。
キッチンで息子の宿題を見ている。
外はぽかぽかといい天気。

 

自己採点が甘めのボクだけど、充実した一週間だった。

今週は毎日のように1時間刻みのアポイントで、そのすべてが真剣勝負だった。

ボクが営業同行するからには、絶対に成果をあげなければならない。

それは、新規受注や取引額の拡大ということだけでなく、本来1番大切なお客さんの商売繁盛にむけてのアドバイスという観点においても。

もちろん、今年主眼に置くメンバー教育という点においても。

ボクは20年もこの仕事をやっているのに、慣れることがない。

「自分」や「成果」に求めるものが高くなるほどに、同じ視界の中にも学びや気づきが山のようにある。

誌面づくりも、広告の作り込みも、配布網も、改善の余地が山のようにある。

だから次の20年も退屈しそうにない。

金曜日の夜になると立っていられないくらいの一週間をもっと増やしたい。
使い切ってペチャンコになった絵の具みたいな、そんな人生を過ごしたい。

 

おっと、息子の鉛筆の先が恐竜を描いている。そんな漢字ねーぞ!

04 27, 2009

「シゴト」の話

もうひとつ、週末に大切な出来事。

息子が通う西大和学園カリフォルニア校の補習校の中学生を対象に、夏までの間、月に1回「キャリア教育」の機会をいただいた。
土曜日はその第1回。

「キャリア教育」というと小難しいけど、要するに「シゴト」の話だ。

ボクは、すべての後輩たち(世代も人種も超えて)の「職業」と「生活する国(地域)」、すなわち「人生」の選択肢を広げることを使命だと思っている。

職業を限られた選択肢から選んでほしくない。この世にあるできる限りたくさんの仕事について学んだうえで、自分の進路を決めてほしいと願っている。

たくさんの選択の中から決めたことなら簡単には折れない。挫けない。

それに加えて、他人ではなく、自分自身で決めた職業(仕事、会社)に就いてほしい。

やらされてやる仕事には気持ちが入ってないから、改善も努力もないけど、自分が惚れて、腹を括って決めた仕事なら人生を賭けて取り組むことができる。人生を賭けるに足る仕事に就けることは本当にシアワセなことなのだ。

ボク自身が人生を賭けて、そういう人(天職をつかんだ人)で世の中を溢れさせたい。それが、世界中で個人が活躍できる世の中づくりにつながると思っている。

さて、西大和で教壇に立たせてもらったのは、昨年の3月、娘が中学を卒業する最後の授業を持たせていただいて以来だから、ちょうど一年ぶり。
あの時もこれから卒業をして、帰国する子、アメリカの高校に進学する子たちに向けて、人生を切り開くヒントを自分の体験から得た言葉で伝えた。教室の子どもたちはみんな自分の子どもの延長だ。あの時のテンションが甦る。

1回目は、我が「出版業・広告業」についての話を、編集局長の西川をゲストスピーカーに、ライトハウスの実例をあげながら伝えた。

1冊の本ができあがるまでに、何人くらいのどんな役割の人が関わって作られているか。

どうやってお金を稼いで事業が成り立っているか。

誰に向けて、どんな内容を、どんな思いを込めて作っているか。

また、どんな気持ちで仕事に取り組んでいるか。仕事の意味、意義。

そしてこの世の中の仕事はすべて必要で、すべて尊いこと。

そんなことを夢中で伝えていたらあっという間に時間になった。
幸いほとんどの子どもたちは一生懸命食らいついてきてくれた。

今じゃなくて良い。

将来のたくさんの大切な選択の機会に、今日の話のカケラでも思い起こしてくれて、それが彼らの人生を良い方に導けたり、背中を押してあげることができたら、ボクらはバク転1000回するくらいうれしい。

もう来月の講義が待ち遠しい。彼らにどんな言葉で伝えていこう。

04 21, 2009

ビリーとオーケストラ

週末は二日続けてカミサンとコンサートに行った。

土曜日はビリージョエル。

結婚20周年祝いにメンバーからもらったチケットで、息子のサンノゼの剣道大会にも同行せず、大好きなビリーのコンサートを行けるのを心待ちにしてきたのだ。

コンサートの前の日。

「チケットなくしてないよね」とカミサン。

当たり前だよと、財布にしまっておいたチケットをカミサンに渡す。

「ところで会場どこ?」

「ノリスシアター(うちの近所)って書いてあるよ」

「そりゃ便利でありがたいなあ。だけど、ビリーがうちの近所に来るかよ。300人ちょいしか入らんだろう」

「あれ!よく見たら、“ビリージョエルを讃える”みたいなこと書いてあるよ。どういうことかしら」

 

で、当日。

ボクらは一番前のまん中の席だった。果たして世界のスーパースターが、近所の小さなホールに来てくれて、その最前列のまん中の席が取れるものか。それってコネ?それってラッキー?宝くじよりありえないような話だ。

ステージのまん中にピアノ。バンドの演奏が始まってしばらく、ステージの裾から颯爽とビリーが飛び込んできた。黒いジャケットにサングラス。てっぺんが寂しい髪型もそのまま。

だけど、ちょっと小柄で、体型もふつうのお父さん。

ナンチャッテ・ビリー!!

ピアノを奏でながら歌い始めるも少し声は緊張気味。ちがう意味で心配になる。

期待と失望、どっちにも転がりそうなビミョーな空気を、お祭りモードに押し込んだのが会場のオーディエンスだった。

ビリーが不憫な思いをせぬように思いやったか、はたまたせっかくなら楽しもうという精神か。

観客が盛り上げるほどにビリーのテンションもあがり、歌も演奏も冴えに冴える。すべてが懐かしのナンバーで、時間の経過とともにステージがどんどん会場と一体化していく。

それもアリなんだ。

ニセモノでもモノマネでもない、ビリー大好きコピーバンドとして、人を喜ばせて、さらにそれでメシが食えているのだからスゴイ(ちなみにチケット代45ドル)。

在米23年目にして新しいアメリカとアメリカ人の懐の深さを知った。

 

いや、本当に楽しいコンサートだった。

 

もうひとつは、ボクら地元のオーケストラ、アジアアメリカシンフォニーのユース部門のコンサート。アメリカ社会でも立派に有名な音楽家David Benoitが音楽ディレクターを務め、指揮者として、ピアニストとして、毎回素晴らしい演奏を楽しませてくれる。

ユースと言っても侮るなかれ。十分に大人の鑑賞に堪える演奏家の集団だ。

この日の前半は、ボクが聴いても知っているクラシックの名曲を、曲ごとにデビッドがアレンジして、バイオリン、アルトサックス、アジアンフルートのソロイストとのセッションで演奏してくれた。

インターミッションを挟んで後半は、ガラリと趣向を変えて、映画でお馴染み「ミッション・インポシブル」や「シンプソンズ」、「セサミストリート」を、ベースギターやドラムも混成して、ジャズのテイストで聴かせてくれた。

ボクは音楽のことはよくわからないけど、美しい音楽には、心が激しく揺さぶられるし、やさしい気持ちになれるし、洗濯をしたような清々しい気分にしてもらえる。

昨日に続いて音楽って良いなあと感激。

そして地元に応援するオーケストラがあるボクらは本当にシアワセだと再確認。

 

感謝感激の週末であった。

 

 

04 21, 2009

息子

うれしく、楽しいことの多い盛りだくさんの週末だった。

ひとつは、息子の玄(はるか)が、サンノゼで開催された剣道大会の個人戦(14−17歳の部門)で優勝したこと。

息子は、昨夏の全米選手権大会のために南カリフォルニア代表チームに選んでももらった後、今ひとつ調子が上がらず、トーナメントでも入賞の手前のところで敗退を繰り返していた。傍目で見ても、キレや粘りがなくなっていくのを感じた。

その一方で、サッカーやジャズバンドに傾倒していく息子を眺めながら、ボクは少し複雑な気持ちでいた。

「やらされてやるものは上達しないし、シアワセにならない。だから強要はしない」

つい先日、ゴルファーの片山晋呉さんが「親にやらされてやっている子は残らない」と言っていたとおり、ボク自身、剣道、習字、塾、そろばん、それからオルガン、ウクレレに至るまで、親に押しつけられて(いや、機会を与えてもらっても)なにか続いた試しがない。それは苦痛以外の何ものでもない。

(やらされてうまくいかないのは、人生や仕事に置き換えてもまったく同じことだ)

そんな自分の苦い経験から、強要せず、再び性根を入れて取り組むことを期待しながら息子のことを見守っていた。
また、カミサンは、息子が練習に行っても行かなくても、竹刀係のボランティアのために道場に黙々と通った。

息子の方はいえば、そんな思いはどこ吹く風のハッピーくん。

負けて悔しがることもなく、楽しげに剣道には通っていた。

それが最近になって少しずつ調子を上げてきて、前日の練習試合では、アメリカ代表チーム(成人)の女性剣士に勝つことができた。

ボクは親バカ代表だから、ほんの少し期待はしていたのだけど、14歳の中でも1番チビの息子が、17歳の大人並みの体格の連中に、そうそう勝たせてもらえるとは思えなかった。いや、思わないようにしていた。

だからヨロコビも100倍大きい。

ボクが生きている間は、こうして本人の知らないところで気を揉んだり、大喜びしたりを繰り返すのだろう。

そして、何か相談や頼りにしてきた時のためにスタンバイし続けて、きっと待ちぼうけを食らうのだろう。

親になって親の気持ちがわかる。

ひとまず、優勝。ありがたい。

真っすぐ育てよ。ずっと健康でいてくれよ。頼りない息子よ。

04 21, 2009

朝の風景から

ボクは朝型人間だ。

起きたらすぐにメールの返信ややり残しの案件をかたづける。

深夜の思考より、早朝のすっきり頭のほうがポジティブでバランスが取れた判断ができるし、時間が限られているからスピードも速い。

仕事でも、ミーティングでも、お尻の時間とゴール(目的&目標)が決まっていないと、ついダラダラ長引いてしまうからよくない。ミーティングと結婚式のスピーチと説教は短いほど良い。

ボクは朝会社に着いた時には、脳みそをトップスピードにしておきたいし、その日やるべきことも、自分で設定した制限時間と競争する。そして、すべての来客、アポイント、ミーティングにおいても、必ずゴールを設定してのぞむ。

人間1日24時間しかないから、仕事時間には限界がある。だけど、質はいくらでも上げられるし、あとは方向性がまちがっていなければ、1日の歩幅は小さくても、1年、3年、10年と積み重ねると大きな仕事も実現する。

ムダやブレを無くして、本当に自分たちがやるべきことか取捨選択も重要だ。やらない勇気、やめる勇気も必要だ。

そんなことを意識して、毎日の仕事に取り組んでいる。

そうそう、遊びも忘れてはならない。遊ぶ時は遊ぶ。腕がちぎれるくらい遊ぶことも良い仕事をするためには不可欠だと思う。人生を豊かにするためにも。

今朝は自転車をお休みにして、朝の風景をi-Phoneで撮りながら散歩した。披露させてください。携帯のオマケのカメラだけどなかなか撮れてるでしょ。

04 18, 2009

目指すはビール、それも冷たいの

朝7時、ひととおりのメールの返信と今日一日の予習が完了。
自転車はお休みの日。

昨日は9時過ぎにオフィスを後にしたけど、まだ多くのメンバーは残って、今日の20周年イベントの準備や締め切りに追われていた。

メンバーからのメールの履歴は夜中の2時まで続き、明け方の5時過ぎから再び始まっている。みんな、火を噴くように頑張ってくれている。

ライトハウスはまさに「成長」の最中。
そして、ライトハウスも、メンバーも、ボク自身も、みんな育ち盛り。
まだまだ未熟で未完成ゆえにポテンシャルいっぱい。

世界一の日本語メディアグループを創るのだ。圧倒的に日系社会に愛され、信頼されるメディアを創るのだ。

不況が続くなら続いてみろと思う。酷くなるなら酷くなってみろと思う。
乗り越える度にもっと強い会社になってみせる。

大きな仕事をするために、今日の地道な努力と改善、一件一件すべてのアポイントに全精力を注がねばならない。

今晩の冷たいビール(あるいはシャンパン)を目指して頑張るのだ!

04 16, 2009

ストレスがたまらん

早朝の自転車はまだ肌寒く、手袋とジャンパーは欠かせない。
それでも、パロスバーデスの山裾から山頂にある自宅に辿り着く頃には湯気が立ちそうなくらいカラダがあったまる。今年は秋にかけて、高山や自転車の長距離イベントに挑戦するのでそろそろピッチを上げて鍛えていくのだ。

「パパってストレスたまる?」

「たまらない」

昨晩、16歳になったばっかりの娘が言い終わる前にカミサンが先に答えた。
ちなみにボクはまだ答えていない。

「ストレスがたまらないのは良いことなんだよ」

むこうのデスクから息子がフォローするのだけど、すでにそれは既成事実になっている。

確かにボクは遺伝子に導かれて髪の毛が抜けることはあっても、ストレスが原因で抜けることはない。

うっかり食べ過ぎて胃がもたれることはあっても、ストレスでキリキリすることはない。

モノごとを悲観的に考えることができないのだ。

過去に失敗やヤケドをたくさんした。

もちろん反省はするし、計画する時に最悪のシナリオも描くのだけど、根底のところでは、失敗や逆境はやがて将来の大成功大躍進に必要な大切なパズルのピースになると思っている。

身に降り掛かるすべての事象は必然で、その痛みや悲しみは、何かを知らせるサインであったり、将来の大失敗を未然に防ぐためのブレーキだったりするのだ。

ライトハウスの連載コラムでおなじみ阪本啓一さんが言っていたけど、「困ったことは起こらない」のだ。そう、気持ちの持ち方次第で。

悩んでいるのはひとりじゃない。何かにコンプレックスを持っているとしたら、むしろそれは健全なことだと思う。人と比べたり、自分だけ不幸だって思うのが、まさに不幸の始まり。

せっかく今生きてることに感謝しなくちゃ。生きてられることは当たり前じゃない。

それにしてもうちのカミサン。。。。。勝手に答えるのやめてほしい。
 

04 15, 2009

ゴルフでリフレッシュ

明日からまた新しい一週間。

日曜日の今日は、午前中ソフトボール、午後からはゴルフをハーフラウンドしてすっかりリフレッシュできた。

ゴルフは、ボクの所属するパロスバーデスカントリーで、バック9をひとりでラウンド。

イースターのせいか、いつもより空いているみたい。

昔はひとりでラウンドなんて想像もできなかったけど、近ごろは週末にポコッと2時間くらい空くと、フラリとひとりで出向く。ひとりって結構悪くない。

誰に気兼ねなく、海や季節の花を眺めたり、思いついたことをメモしたり。

失敗しては打ち直し、稀に良いショットが出たら感触を忘れぬようにもう1発。
納得のいかぬホールは、後ろの組が来ていなかったらもとに戻って打ち直し。

ティーショットから2球ずつ打って回ったから都合18ホール分遊ぶことができた。
所要時間1時間40分。明日に疲れを残さないようハーフで切り上げる。

おかげで体調万全。今週も火の玉みたいに頑張れそうだ。
今週も大切な来客やアポイントが盛りだくさん。ひとつとして気が抜けない。明日が待ち遠しい!

04 13, 2009

チームライトハウス3連勝

快晴の日曜日。
今朝は日系ソフトボールリーグの第3戦。IACEトラベルさんとの試合だった。

結果は20−8の快勝。

新人のひろしくん、インターンのメイちゃん、それからひろしくんの彼女の3人の新メンバーも打席で豪快にバットを振り回し、よく走りよく笑った。

サク越えホームランは、ハンくん2本、コバヤシさん2本、雄三1本、メタボ川嶋1本、そしてボクも1本、合計7本も飛び出した。ハンくん以外はみんなオジさんだけどまだまだパワーが漲るライトハウス軍団だ。

投げては田山さんがエラーによる失点の3点で抑えて、メタボ川嶋に継投。
メタボは、1回を0点に抑えて「やるな」と思わせて、最終回にフォアボールを連発したところで痛打を浴びて5失点。
負けていたら、翌日の一面は「メタボ炎上」だったろう。

次の試合は宿敵JTB(ライトハウスに次いで8チーム中2位)。
オジさんたちはスカッとやっつけるのだ!
 

04 13, 2009

スピッツの歌みたいに

土曜日の夜。書斎でスピッツを聴きながら書いている。

晩ゴハンの食卓は、家族それぞれの楽しかった出来事の持ち寄り大会で、いつまでもキリがなかった。

ボクの話題だけに限って言うと、炊飯器の予約の仕方がわからなくて(「予約」ボタンだけでなく、「炊飯」ボタンも押さなくてはならない)2日連続ゴハンを炊くのに失敗してラーメンばかり食ったことと、食器棚を飛躍的かつ機能的に整理したくらいで、万人受けするものでもなく、浅田真央ちゃんとかホワイトハウスに比べると圧倒的にインパクトに欠けてしまい、少しナナメにワインを手酌で飲むばかりであった。いいんだけどね。

今日の夕飯は、友だちの高津ファミリーが、サラダとスペアリブと牛タタキとクレープを差し入れしてくれた。家族が明日帰ってくると勘違いしたそうで、どうせボクがラーメン人生を送っているだろうと心配して差し入れてくれたのだ。お見通し。
図らずもゴージャスな晩ゴハンをいただいた。

明日は日系ソフトボールリーグの3戦目。IACEとの対戦だ。

http://www.nsnlsoftball.com/

密かに日中にバッティングセンターに行ったら、新婚メタボ編集長の川嶋が10ドル分も打ち込んでいた。気合いが入っているのだ。

ボクは近ごろ少し考え過ぎだ。
思い切り振り抜こう。ソフトボールも人生も。

スカッとスピッツの歌みたいに。

04 12, 2009