月別:2009年6月

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パパの授業

  • 2009.06.14

食後にバスケットボールはするもんじゃない。 近頃、息子が生意気な口をきくから、スポーツでコテンパンにいわせて、父親の威厳を保とうと思ったら、コテンパンに返り討ちにあったうえに気持ち悪くなった。 だんだんと子供騙しのカードが消えていく。増長させる結果となってしまった。 そんなことで大いに悔しがっていたら、近所迷惑な大声で、家内が「こんな時間に近所迷惑でしょ」と迫る。 仕方なく、いや、改心して、ボクの書斎で息子と宿題をやっている。 今日は月に一回の、息子の補習校でのキャリアの授業だった。 ゲストに牛角のアメリカの社長の早川さんに来ていただいて、外食産業について、また牛角グループの壮大な夢について子 […]

出版不況と言われるけども

  • 2009.06.14

ボクの知る範囲で、日本の雑誌の中で「日経ビジネス」が1番良識と情熱を持って作られていると思う。構想の大きさと取材の深さには舌を巻いてしまう。 昨今、出版不況の原因が「今のヒトは本を読まなくなった」とか「不況で小遣いが減ったから」なんて言われるけど、週刊誌や女性誌に限っていうと、見放されてしまった雑誌も多いのではなかろうかと思う。 日本の一部の週刊誌や女性誌の新聞広告を見ていると、これは作り手の底意地の悪さやコンプレックスが根底にあるのではと、首をかしげてしまうような悪意に満ちた記事が多い。 読むだけで気が下がる。日本でいつも感じるのは、判断のつかない子どもが乗っている電車にこんな広告出させるな […]

Kさんの挑戦

  • 2009.06.13

日本の友人Kさんからカミサンのもとにメールが届いた。 以前、ご主人の駐在でロサンゼルスに住んでいたKさん一家とは、家族ぐるみのつき合いで、数年前に帰国されたが、その後も家内とメールのキャッチボールが続いている。 メールには、長年家族を内側から支え続けて、ようやく育児の手が離れたKさんの新たなチャレンジがこんな風に綴られていた。 「二社の面接に挑みました。久しぶりのスーツはスカートが短くて恥ずかしかったです。 面接に行くと皆さんラフな服装で、ひとりスーツの私は思い切り浮いていたけど「私は私」と開き直りました。 結果ひとつの事務所から採用通知をいただき、再来週からパートに行く事になりました。 平日 […]

卒業

  • 2009.06.12

6月10日、快晴のもと、無事息子の中学の卒業式を迎えることができた。 オープニングはブランスバンドの演奏の中、名前を読み上げられた卒業生が壇上に上がって、担任教師から卒業証書を受取り、いったん担任のとなりで笑顔をこしらえてから席に着いていく。ここがシャッターチャンスだ。 早々に我が息子の名前が呼ばれて、望遠レンズで担任教師にフォーカスを合わせるも、いつまで経っても息子が舞台に上がってこない。 おかしいぞ。と、思って席の方を見渡すとすでに息子は座ってるじゃないか。 なんと。舞台の左右から入場していたのだ。いきなり決定的なチャンスを逃す。なんてこった。   まぁカミサンがビデオ回している […]

いつもと同じ風景を

  • 2009.06.10

6月10日の早朝。   昨日は久しぶりに終日メンバーの営業同行で、帰宅したら午前様だった。   食品メーカーの社長さん、語学学校のマネージャー、広告代理店のディレクター、町のお医者さん、レストランオーナー、クラブのママ、一日どうやって商売を繁盛させるか、どんなプロモーションが効果的か、最近の業界やコミュニティの様子などを話し合う。   ライトハウスのお客さんは、不景気でも前向きで、事業に真剣に向き合っている方が多いから、こちらも学ぶことが多いし、頼りにしてくれると張合いもある。   今日は記念すべき日。   息子の中学校の卒業式だ。   […]

親の心、子知らず

  • 2009.06.08

午後はパロスバーデスのお祭りに行ってきた。       本格的な移動遊園地やたくさんの出店でたいへんな賑わいだった。小さな会場に何万人の人が訪れたろう。近所のモールのパーキングまで、お祭りに訪れた人たちの車でいっぱいだった。 出店の商品も様々で、トヨタのプリウスから、絵画、手工芸品、タコスやホットドッグの屋台、衣料品、この辺まではわかるけど、10分無料マッサージとか、家庭用太陽熱システム、パッティング用の芝生、ペットのトレーニングなど、出店業種の幅も広かった。それにしてもお祭り独特のウキウキした空気感は、お年寄りから子どもまでみんなの表情を明るくしてくれる。 ボク […]

1年に1回輝く日

  • 2009.06.08

日曜日の朝、書斎から。 今朝は、思い立って、家から10分弱にあるパロスバーデス・カントリーでバック9をラウンドした。 太平洋から丘を登ってくる早朝の風は爽やかで、深呼吸をするとカラダが中から浄化されるように思える。 途中、コースメンテのメキシカンのおじさんと世間話をしながら、誰に急かされるでもないコースを2球ずつ(失敗したら3球も4球も)打って回った。ひとりのラウンドも気兼ねがなくって良い。 実質18ホール分(9ホール×2球)を1時間半でラウンド。 クラブハウスでシャワーを浴びて、帰り道に丘の上から写真を撮りながら帰った。この風景は、夜景がゴージャスなネックレスのように美しいことか […]

情けないGM

  • 2009.06.04

いよいよ夏です、と日本にメールを送った午後からまた雨が降っている。 雨の少ないロサンゼルスに暮らして、こうも段取りよく洗車をしてすぐ雨が降るもんだろうか。空から誰か見ているような気がしてならない。 裕次郎の「嵐を呼ぶ男」はカッコいいけど、「雨を呼ぶ男」は情けない。 もっと情けないのはGMだ。 今にして思えば、時代の主流になりつつある小型車や環境技術の研究開発で、日本に置いていかれたのも当然だろう。 「強すぎる」労組は主義主張ばかり。経営は本業を疎かにして、M&Aや金融に走ってきたのだから、自業自得としか言いようがない。資金注入のお願いに、プライベートジェットで行って顰蹙を買っていたけど […]

よく頑張ったな、桃太郎

  • 2009.06.04

6月3日の水曜日の早朝。 ひと仕事終えて、これから自転車。 ここしばらくは霧雨の朝が多くて、路面が濡れていて走れない日が多かったけど、今朝は良い感じで走れそうだ。 昨日は久しぶりに、元サンディエゴの責任者の大野くんと電話で話した。 中途入社で、サンディエゴ版創刊からの7年間、リーダーとして基盤を作ってくれた功労者で、昨年末に独立して今は2つの会社の社長として頑張っている。 ボクよりひと回りも上に見えるオッサン顔だけど、その実まだ30代後半。 「今は留学するのにまだまだお金が掛かり過ぎます。海外で働くにもハードルが高い。システム(彼はシステム開発会社のオキロンを経営している)と、ビザを駆使して、 […]