月別:2009年11月

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恥だらけの人生

  • 2009.11.30

   4連休最後の日。 連休中やや過食気味なので、今朝はいつもより長めに自転車に乗ってしっかり汗を流す。   午後はカミサンとクリスマスプレゼントの買い出し。 楽しくもあり大仕事でもある。   帰宅したら、娘はパンを焼いて、息子はご飯を炊いて、合作で晩ご飯のおかずをこしらえて待ってくれていた。うれしくて、自転車の消費カロリーにおつりがお札で来るくらい食べてしまった。  昨日、学生時代の酒にまつわる話を書いたものだから、連鎖的に甘く切ない青春時代が甦った。   ボクの卒業した弓削商船高専は、愛媛県の今治からフェリーで2時間、広島側の因島 […]

最後にボトルもう一本

  • 2009.11.30

   連休の三日目の土曜日。 今日は息子の運転手。   朝、自転車でしっかり汗を流してから、サッカーをする息子をパロスバーデス高校のグランドにドロップ。待っている間、近所のスターバックスのコンセント付きの席を陣取ってノートブックを広げている。   ここはパロスバーデス半島の南端。目の前のパティオの向こうには太平洋が広がる。 水平線の左端にはカタリナ島、沖でボートが真っすぐな白い線を引き、店内ではクリスマスソングが流れる。   昨夜は若い連中が遊びにきたのでボクが料理の腕を振るった。 といっても、近頃凝っているホットプレートの鉄板焼きだけど。 & […]

人生の満足(感謝)度

  • 2009.11.27

 もうすぐ娘をスケートリンクにピックアップする時間だ。 ギリギリのタイミングで、フラプチーノのキャラメル味を注文して半分こするのだ。   最近突然の食物アレルギーで、マグロ、シャケ、カツオ、カニ、キャベツ、白菜、アーモンド等が食べられなくなってしまったけど、ボクにはこれらスィーツと炭水化物、アルコール方面の強力な後ろ盾があるから、人生何も恐れることはない。   怖いといえば、しばらく前にボクの目の前に相席で座った青年が、時々苦しそうに咳をするのも「インフルか!?」と本来たじろぐ場面だけど、予防接種を済ませたから怖くない。まさに備えあれば憂いなしなのだ。   […]

一念発起

  • 2009.11.27

 サンクスギビングディの早朝のスターバックス。   コンセント付きのテーブルを確保して、ボクは朝のコーヒーとジャズを楽しんでいる。 午前中ボクは、オレンジカウンティのスケート場でレッスンをする娘の運転手なのだ。   そんなことで朝の自転車はお休み。 自転車の相棒のKさんもちょうど今日から東京に治療のため出張。   Kさんは日米でクリニックを営むボクと同世代の歯科医。 手先が器用で、かなり腕が良い。   ボクの家がパロスバーデスの頂上に近いところにあり、そこから西へ、海を眺めながらまっすぐ自転車で降りたところにKさん邸がある。   朝ひ […]

ジグソーパズル

  • 2009.11.22

カミサンに託かって、近所のファーマーズマーケットに野菜を買いに行ったら市場がパーキングに変わっている。何ごとだ!と思ったら明日であった。 家に電話をしたらカミサンは大笑いしている。それってどうだろ。まあ確かに可笑しいけど。 期待の「プレジデント」はがっかりだったけど、「クーリエ・ジャポン」は期待以上で、世界で日本はどう報じられているか、他所の国(人物)を他所の国がどう見ているか、実に好奇心を満たしてくれて面白い。 今回号は創刊4周年大特集で、 「世界をミステリアスに魅了する!“宇宙人”的NIPPON」 ニューヨークタイムズが取材した鳩山由紀夫首相には書き手の底意地の悪さ […]

寒空にダボシャツ

  • 2009.11.22

土曜日の朝。今朝の自転車は昨日より一段と寒かった。 朝ゴハンを食べているところに息子がパパのシャツ借りるよとボクのクローゼットへ。 うちのカミサンもチビどもも、ボクの大きめの服が着心地が良いようで、勝手にクローゼットを出入りして物色する。そこは寛大なボクだから許せるとして、家中にボクの服を脱ぎ捨てて、時には年末の大掃除にぐったり衰弱したジャケットが発見されたりするから腹が立つ。洋服に口があったなら、「ヤツらには着てほしくないよ」と涙目で訴えるにちがいない。 この寒空に息子が選んだのは白い半袖のダボシャツ。 肌触りが良くて涼しいから夏は多用するけど、寅さんみたいでオッサン臭いから悟られないように […]

「金持ちノートの作り方」だってさ

  • 2009.11.22

ユニクロとニトリと王将の経営分析が面白くて定期購読を始めた「プレジデント」だけど、その後はあまりに小賢しい特集記事の連発に3号で定期購読を止めた。 だって、「年収2000万円の手帳術」とか言って、年収1500万円以上と500万以上の人の傾向を比較してみたり(稼ぐ人がやっぱりエライというオチ)、上場企業の社長や役員の数を出身校でランキングしたり、どこらへんがプレジデントなのかボクの読解力ではさっぱり理解できなかった。 まあ、どこで切っても出世したもん勝ち。年収が多くて安定してるのがシアワセという身も蓋もない本だった。 それにしてもどうなんだろ、この価値観。 もし世の中がこの内容を求めている(=世 […]

世界の出会いと再会の中で

  • 2009.11.20

ロンドンでも深夜まで人と会っているのに、朝の5時前後には目が覚めた。 考えたら、11月2日にロサンゼルスを経ってから、日本時間以降は、上海時間、ロンドン時間(ここのグリニッジが世界の標準時間なのだ。その180度反対側に日付変更線がありますね)と時計をもどしながら移動している。 よく地球を右回りに移動するより左回りの方が時差の関係でカラダが楽だと言われるけど、こうなってくると何だかわからなくなってくる。 出張中とくに気をつけているのが体調管理。 ムダなく、余裕なく、パツパツに予定を入れるので、途中で体調を崩すと後に響いてまわりに迷惑をかける。何より、すべてのアポイントが重要だから120%の自分を […]

メディアアライアンス(上海手打ちラーメンの巻)

  • 2009.11.18

11月15日日曜日。一面がガラス張りの壁の向こうには曇り空の太平洋が広がる。 空と海の境界線は曖昧で、そのまん中を大きな貨物船が南下している。 ボクは今、上海の浦東空港のラウンジでロンドンに向かうブリティッシュ航空の登場時間を待っている。 上海でのワールドメディアアライアンス(WMA)は、期待以上の収穫を得ることができた。 WMAとは、世界各地で日本語メディアを発行する経営者の集まりで、おたがいの持つ経営ノウハウを学び合い、ともに経営やメディアを磨き合うことで、ひいては「世界各地の日系社会をよくしていこう、世界中で個人が企業がもっと活躍できる世の中を創ろう」という同志の集まりだ。 ボク自身21 […]

アイフォンで眠気を吹き飛ばせ!

  • 2009.11.14

日本での仕事は納得のいく成果をあげられた一方で、初日からの呆れるチョンボにキモを冷やした。 バカ話におつき合いください。 日本入りした火曜日の夜は、成田に着いたその足で六本木のインターコンチネンタルホテルに直行。業務提携を検討している老舗のオーナーさんと会食をごいっしょするためだ。 期待通りオーナーさんは尊敬すべき立派な方で、話も弾み週明けに再度話し合いを持つ約束をして別れた。幸先良いぞ。気持ちが高揚したまま、役員の竹内とライブハウスに寄り道して、ホテルに着いた時には時計の針が翌日になっていた。 竹内とは同じ会社(LCE)を経営していても、おたがいに忙しくて年に何時間くらいしかサシで話せない。 […]