月別:2010年6月

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ホンダ・スピリッツ

  • 2010.06.27

 今回、ライトハウスとアロハストリート(ウィンキュービック社)の共催イベント第3弾で、ハワイで初めて小林三郎さんの講演会を実現した。テーマは「ホンダ・スピリッツ:イノベーションが生まれる環境・風土の構築」。おかげさまで大成功に終わった。 講演後は、「ライトハウスのおかげで、これまでハワイでは聴けなかった良質な講演にふれられるようになった」「勇気が出た」「やる気になった」「経営を見つめ直そうと思った」「会社が大きくなって、何のイノベーションを生む努力をしなかったことに気づいた」等、たくさんのご意見や感謝の言葉をいただくことができた。 ロサンゼルスでは昨年の9月に講演をしていただいたのだ […]

小さな足の話

  • 2010.06.26

 世界的に見て日本人の足の幅は広い。 その中でもボクら兄弟はとりわけ幅が広い。 背が高いとモテるようだし、頭が良いとトクする事が多いようだけど、足の幅が広くて良い事はバスタブで転けにくいことくらいか。 30になった頃、奮発して幅が狭くてカッコいいフェラガモの靴を買った。憧れの靴だった。 だけど、中国の纏足(テンソク)はこんな感じだったかと想像するほど履いてて痛かった。 それでも無理をして履いているうちに、シルエットがツチノコのようになってしまい、悔しいけど誰かにあげてしまった。それ以来、イタリアの靴は履かないようにしている。 子どもの頃から裸足になると「洋ちゃんは立派な足やなあ」とか […]

2人乗りの全力疾走

  • 2010.06.26

 6月26日の土曜日の朝。 例によって4時に起きて娘をスケートリンクにドロップしてからスタバの片隅を陣取っている。 昨日ハワイの出張から帰ってきた。 ミーティングやイベントや会食で毎日があっという間に過ぎたけど、今回は毎朝ホテルの前のビーチで泳いだ。全身のチカラを抜いて、ただプカプカ浮かんで澄んだ青空を眺めているだけで心が豊かになった。 出張から帰ると、そんな話だけ子どもたちにするものだから「パパは好きな事ばっかりできて良いなあ」と口を尖らせる。 先週の日曜日は父の日だった。 この9月から高校2年生のなる息子は、赤い台紙にワープロ打ちした紙を貼った手作りのカードをくれた。 「パパへ、 […]

チェリーの歯形

  • 2010.06.26

 早朝の便でハワイからロサンゼルスへ帰る機内。 弟がこしらえてくれた弁当を開く。 鶏の唐揚げに卵焼きにちょっと多めのマヨネーズ。ボクの好物だ。 ご飯には塩コブと梅干しがのせてある。ご飯はまだ温もりがわずかに残っている。 遅かったろうに5時前には起きて用意してくれたのだろう。   弟がロサンゼルスにいる頃はたまに衝突もしたけど15年いっしょにやった。 ボクは攻める一方、弟は城を守った。 それからいったんは会社を飛び出し、紆余曲折の後、今はライトハウス・ハワイ版の責任者として指揮を執っている。   昔話になるけど、昭和40年代、ボクらは四国のベイエリアで育った。正確に […]

飛び跳ねる着ぐるみ

  • 2010.06.21

 6月の週末に娘とドライブ。 来年高校を卒業する娘は、もう1年ちょっとで家を離れてしまう。 だからふたりの時にはできるだけいろいろなことを伝えるよう心がけている。 また彼女もそんな思いを察してか、以前よりも熱心のボクの言葉に耳を傾けてくれる。 その日は「小さな仕事の大切さ」を彼女に話した。 会社は毎日の小さな仕事や地味な仕事、誰もが嫌がる仕事の集積で成り立っている。 コピー取りやお使いが一人前にできない人間に、まともな仕事や大きなことは決してできない。そんな人にはみんなの本気の力が集まらないから。言われたことだけをただやるのは「作業」。そこに工夫や改善ができないか気持ちを込めてやるの […]

カレーの時代

  • 2010.06.18

6月17日の夕方。 今朝、こんなメールが社内メールで流れてきた。 「ライトハウスメンバー各位 このたび、社内でエコ委員会を発足しようと思います。 エコ委員会とは、社内で出来るエコロジーを考えること、また、それによって 社内のエコノミー(節約、節減)に繋がるということで、エコ委員会と称して 社内で各部署のエコ部員を中心に、会社をあげてエコに取り組みたいと思います。 (中略) 基本的には立候補者の中から選びたいのですが、 もし、立候補者がいなければ、所属長の任命のもと、発足したいと思います」 送り主は副社長の片山。 どうやら発起人は片山と総務の明子さんかな。 なかなか良いではないかと感心した矢先、 […]

登山口のあたりで

  • 2010.06.12

 ふと外を見るとすっかり夜が明けている。 6月12日の土曜日。今朝は4時に起きて、娘の弁当をこしらえて、スケート場に送って、スタバでコーヒーを楽しみながらお仕事。 5月の月次決算や、LA&SD&ハワイの週間セールスレポートに目を通す。 創刊から半年を過ぎたハワイが大健闘。ハワイのメンバーの21年前の(ライトハウスLA版)創刊時さながらの全力疾走と、地元のみなさんやアロハストリートの上野社長たちの強力な応援のおかげに他ならない。LA版4年目くらいの水準で推移している。 サンディエゴも着実に数字を伸ばしている。売上の数字そのものより、年間契約の比率や契約更新率、取引件数が伸びていることに […]

一斉メールは止めようよ

  • 2010.06.12

 サンディエゴから帰って来た。 オーシャンサイドからしばらくは道が太くて真っ直ぐだから油断するとすぐに100マイルくらいスピードが出てしまう。要注意。でもキモチ良い。 昔取引のあった若い方から独立の挨拶と今後の事業計画が熱く綴られたメールが届いた。 申し訳ないけど、斜め読みして「ゴミ箱」に捨てた。 どうしてそんな大切な話(宣言、思い)を「一斉メール」で送るのだろう。仮に「要件」「情報」の部分はコピペでも、せめてメールの頭と最後にパーソナルなメッセージを入れたら良かろうに。 「こいつ程度には一斉メール」という扱いなら理解できるけど、それにしてもその神経がボクにはわからない。 誰がこのメ […]

呼吸が止まるその瞬間まで

  • 2010.06.11

 サンディエゴのスタバから。 めずらしく午後はこっちでデスクワーク。 午前中は営業同行で、自宅で幼稚園を開業した園長先生とお会いしてきた。 園長先生と言っても、たったひとりの先生で職員だ。 7月1日号から広告掲載が始まるのだけど、まだどこもやっていない「仕掛け」を伝授させていただいたので、ユニークで個性的な広告ができると思う。(この作戦は自分で実験しながら温めておいたもので、これからうちのお客さんにじわじわご案内しようと思ってる) ボクはスタートアップの経営者の方と事業を組み立てていくのが楽しい。 何を大切にして、どこを目指していくのか。 強みは何か、弱みをどう強みに変えるか。 徹底 […]

国籍も宗教も超越するフォロソフィー

  • 2010.06.11

 今朝はサンディエゴから。 目が覚めて、ベッドの中からiPhoneでメールの返信や急ぎの指示・共有事項を済ませる。 ちょっと横着な気分。 シャワーを浴びて、7時半に近所のスタバに“出勤”。 昨日は京セラアメリカのご厚意で、午後から京セラアメリカの本社ビル(サンディエゴ)見学と社長の講演を拝聴する機会をいただいた。 学んだことをいくつかシェアします。 ・京セラでは人件費の高いアメリカにおいては、通信インフラや環境技術、エネルギー、国防など、先端技術や特殊技術を必要とする分野で、複雑で高度な「少量多品種高付加価値」で勝負している。人件費ではとても南米やアジアにかな […]