月別:2010年6月

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桃のゼリー

  • 2010.06.09

朝の会社の便所掃除、いつの間にか3週間目に入った。 ライトハウスは週に3回(月>経営、水>全体、金>営業)8時半から勉強会があるので、それまでに便所掃除を終わらせるために自宅を出発するのを15分早くした。カミサンはもとより、いつも朝はあれがないこれがないとパニックになる子どもたちも、笑ってボクのリズムに合わせてくれている。 掃除と言っても、ゴム手袋に洗剤を使うような近代的なものではなく、雑巾を何度も洗っては、便器に素手を突っ込んで球面の中や外をゴシゴシ磨く。それは決して力任せじゃない。ていねいに慈しむように洗うこの感じってなんだろう。 この数週間それが思い浮かびそうで浮かばなかったのだけど今日 […]

442部隊

  • 2010.06.06

 昨夜は映画監督のすずきじゅんいちさんと榊原るみさん夫妻のお招きをいただき、編集長の川嶋くんとマリナデルレイのご自宅のお伺いした。 なんとなんと。手間のかかった目にも楽しい美味しい料理の数々は、すべてすずき監督によるモノ。角部屋から広がる夜景。冷やした白ワイン。子供心に憧れたテレビのるみさんが目の前で笑ってるし。なんて贅沢な金曜日の夜だろ。まさにTGI FRIDAY! すずき監督の引っ越し好きや卓球自慢、映像機材の進化や人生観、それに、るみさんの芸能界入りや夫婦の出会いなど、大笑いしたり感心したり時間が過ぎるのを忘れるくらい楽しかった。 それにしてもご夫妻の部屋はモデルルームのように […]

自分から。

  • 2010.06.06

 ロサンゼルスで情報誌を発行しているから、日本のメディアから情報提供や取材協力を頼まれることがある。 アメリカの魅力とか、日本人や日本の企業が頑張っている様子を伝えてくれるならうれしいけど、落としどころがすでに決まっていたりすると悲しくなる。 以前も報道番組の制作チームが「不動産バブル崩壊」をテーマに撮るため、破産した看板がいっぱい出ている「絵が欲しい」と(真顔で)頼んできたから「勘弁してください。話を捏造してまでアメリカの印象を悪くすることは止めてほしい」と訴えた。 民放はどうしてもコストや取材時間に制約がある。スポンサーの意向も無視できない。規模はちっちゃいけど、それはライトハウ […]

微笑みの法則

  • 2010.06.02

 お世話になってる人のギフトを買うために近所のPOTTERYBARNに立ち寄った。 「これくださいな」と店員さんに告げると不機嫌そうな顔。 それってどうよと思ったけど、あまり繁盛してる様子でもないし閉店直前。まあ元気も出ないわなあ。(褒められないが) 「贈り物なのでギフトラップしてもらえますか」 「10分か、15分かかります」(無表情) えっ。木材から紙を作るんじゃあるまいし。包装紙、本社から送ってもらうんだろうか。 こんなことで気持ちを曇らせるのももったいない。ちょっと思案した。 そうだ。このオバちゃん、笑顔にしよう。 きっちり15分かけて包装した箱を持ってきた彼女に、時速160キ […]

ジョブズのこと

  • 2010.06.01

 連休最後の月曜日。 遅い午後、息子と夕食の買い物に出掛けた。 カミサンと娘は家で留守番。 材料をカートに放り込みながら食材の選択基準や賞味期限について息子に話す。 親から子へ、語り継がれる父の味。 彼は週末になるとボクが買い物をしたりフライパンを振ってるのを見てるから、結婚したらさぞ奥さんに重宝がられるにちがいない。 買い物から帰ってゴーグルをつけてしっかり泳いだ。 つい先週まで冷たかった水が夕方なのに心地良い温度。数週間もしたらナイターでも泳げそうだ。  今日は一日読書をして過ごしたのだけど、とりわけクーリエジャポンの特集記事「アップルが、世界を変える。」が面白かった。 […]