日別:2012年12月6日

ホーチミンから

  • 2012.12.06

金曜日の午後。ベトナムでの最後のミーティングを終えた。 上海、バンコク、ホーチミン、 歯磨き粉がぺちゃんこになったような達成感。心地良い疲労感。 写真は、英字の旅行誌ナンバーワン「CITY Pass」のフランス人オーナーのパトリックと、日本語情報誌の横綱「スケッチ」の社長の中安さん。 地元の強い支持と信頼を集める彼らと、 元ライトハウスのメンバーのハンくんと上村くん、 その仲間のMr.IT元尾さんで作るコミュニティーサイト「POSTE」、 頼もしい仲間たちとの連合軍で、来春を目標にベトナムでも事業をスタートする。 毎日、彼らと耳から煙が出るくらい知恵をしぼり、 額の汗を拭いながら人と会い、新し […]

爆笑の国

  • 2012.12.06

微笑みの国タイの入国審査官は微笑んで言った。 「あんたビザは?」 「持ってない」 「じゃあ、1ヶ月のビザをとりなさい」 「えぇっ、1日しか滞在しないのに?」 「じゃあ、いいや。ガチャン(スタンプの音)」 「???」 「1日だけど、1ヶ月あげる(微笑む)」 「(最初からくれよ)」 空港のタクシーでは、 「ホテルまでは1600バーツです」 「えぇっ、あっちの客引きは1100バーツで行けるっていったよ」 「じゃあ、いいよ、1100バーツで」 爆笑の国タイなのだ。 ホテルには、バンコクではナンバーワンの情報誌「ワイズ」の親分の西岡さんが迎えに来てくれた。 「ひとまずビール?」 「ダメダメ、先仕事の話を […]

機中から

  • 2012.12.06

12月1日日曜日の朝。バンコクに向かう機内で書いている。 昨夜は午後10時半にはベッドに入って2時間で目が覚めた。 ぼうっとした頭で意味のわからないテレビを眺めたり、照明を点けたり消したりしているうちに朝5時半のモーニングコールの電話が響いた。 時差ボケ炸裂。 上海では、中国の主要都市で「ジャピオン」や「Whenever」など、8つの日本語メディアを発行する経営者の片岡さんにフルアテンドでお世話になった。 おかげで、たくさんの情報収集ができたうえに、ビジネスも良い感触を得ることができた。 また、ランチに、ディナーに、同社の経営幹部や幹部候補生、現地で頑張る経営者の方とも交流できて、実に中身の濃 […]

夏男の悲しみ

  • 2012.12.06

上海で目覚める土曜日の朝。 (12月1日午前11時) 誰もいないホテル最上階のラウンジでエスプレッソを飲み飲みAirMacに向かう。 窓から広がる鉛色の空とくすんだ色の街並み。見てるだけで寒々しい。もうすっかり冬なんだ。 今回は東南アジア中心の出張だったもんで、冬の上海にまったく備えてなかった。 みんなコートやダウンにマフラーに身を縮める中、ひとりサマージャケットの夏男。 浮き過ぎ、寒過ぎ(涙) わずか一週間。カリブ海はTシャツに短パン、小雨が煙るシリコンバレーでダウンやコートの冬の装い、ロサンゼルスは長袖のTシャツに薄手ジャケット、インチョンはすでに肌寒くて、上海はみな防寒着。 あぁ、明日は […]

強く想うことから

  • 2012.12.06

11月27日。新しく抜擢した営業の責任者に、僕の考える営業のコツのようなものを伝授した。世の中一般向けではないかも知れない我流だけど、「強く思うこと」が何よりも大切だと思う。 「営業も仕事もコツがあってね、絶対に無理と思える商談も、相手の方がうんと頷いて、互いに喜んで握手しているシーンを浮かべて、 必ずそこに辿り着けると仮説(いや、確信)して、そうなるにはどうしたら実現できてるだろうと「逆算でイメージを膨らませる」んだ。 この提案だと相手は首を横に振るけど、もう一つのちがう切り口(これをいくつも用意する)で提案したら興味を示して、さらにこれを足したら笑顔になって、辺りに花が咲いて握手する、みた […]