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込山洋一

メキシコの国境へ

土曜日の夕方、メキシコの国境から北に向かう列車に揺られている。

昨日の夕方、パロスバーデスを、相棒の石上会計士とともに出発。

メキシコ国境までの道のり、140マイル(224キロ)を自転車で無事に走破した。

今回は、自転車が走れるルートを選んでくれるアプリ「California bike app」が大活躍。

フリーウェイ5号線を縫うように、コーストラインから山の中、時には、軍の居住区や大学のキャンパスの中を通り抜けて、国境へと導いてくれた。

幅が1メートルほどの狭い道や、一生通る機会がなさそうな住宅街を走っていると、「これがホンマに西海岸縦断のルートの一部⁇」と首を捻ったりもしたけど、いやいや良い仕事をしてくれた。

長年、自転車で走っていて感心するのが、アメリカは自転車の裾野が広いこと。

老若男女楽しんでいるし、環境にも恵まれている。

とくに、60代70代の男性。自転車は高級ブランド、上下揃いのカラフルなウェアを決めて、颯爽と走る年配者の多いこと。

僕もあんな風に、健康で丈夫に、そしてお洒落で粋に歳を重ねられたら素敵だと思う。

09 30, 2013

旅立ち

今朝、息子がオレゴンへと旅立った。

自転車から帰った時には、息子はもう荷物を車に積み終え、家内の運転で空港に向かう時間が迫っていた。

「気をつけてな」

息子は黙って僕に近づいてきて、強くハグをした。

「ありがとうね」

僕の方は心のダムが決壊寸前で、何も言葉を返せなかった。

そして、窓から手を振り続ける息子が見えなくなるまで、ただただ見守った。

しばらくして振り返ると、ネットが破れるほど息子と遊んだバスケットボールのリングがぽつり。僕と同じようにどうしていいかわからずにいる。

僕は中学を卒業と同時に家を出た。

親の痛みがまた少し理解できた。

09 23, 2013

鼻歌でカートを押せば

日曜日の夕方。

今日は半日リビエラスパに籠って、風呂とマッサージで充電した。

寝不足が続いたり疲れがたまると、僕は判断基準とか人を思いやる気持ちとかが充分に保てなくなる。自分のことを棚に上げてカギをかけて、他人や社会の不足につい目が行ってしまう。

そんなだから、
風呂では、ジェットバスと水風呂を往復しながら、心を前向きにするひとりゲームをした。

身近な人を順番に思い浮かべて、感謝すべきことを30秒で最低10個以上数える。

仕上げに、自分がありがたいと感じられることを、50個くらい心の中で数える。

節目で感謝を言葉にする。

そうしているうちに、心も身体も軽くなってくる。

ありがたいなあ。。オレは何に心を曇らせていたんだろう。。。

帰り道、ウキウキした気分でホールフーズに立ち寄った。

この間、店員さんに勧めてもらったワインが美味しかったから。

在庫あるかな。

と、探していたら同じ店員さんが声をかけてくれた。

黒い瞳が可愛らしいヒスパニックのその店員さんは、僕のことも、前に勧めてくれた2種類のワインも正確に覚えていてくれた。

おまけに今日は、3日間限定のセールの最終日。6本まとめ買いすると25%OFFだった。

今日買わずしていつ買うん?と、重いカートを鼻歌で押して歩いた。

09 22, 2013

柔らかい手のひら

帰国前の連休。萩の郊外に暮らす親父と温泉旅。

「あんた、競輪の選手かね」

脱衣所で、頭ツルピカのおじいちゃんに後ろから声を掛けられた。

「わかる?」

「やっぱりやぁ」

イタズラ心と、おじいちゃんが喜んでるからまあいいやと笑顔で返した。

「ワシは肺ガンなんや」

明るくけろっと言う。

「じゃあ、じいちゃんは温泉治療に来とるんやの」

「そんなところや、ガハハハハ!」

「じゃあ、早く元気になってよ!」

両手でじいちゃんの手を包むと、柔らかい手のひらでギュッと握り返してくれた。

09 16, 2013

今日も明日が楽しみだ

名古屋で一日を終えた。ちょうど日付が変わった。

慣れぬ暑さでシャツが張り付くのはしびれるし、中央線に乗ってたら東京に着くと誤解してて、千葉方面まで乗り過ごしたのには泣けたけど、肝心のプレゼンが二つともうまく行って、いい出会いと再会があって、昨日も今日もハッピー&感謝。。

大胆な提案の次は、緻密な作り込みが待ってる。プレゼン突破は入場券。こっからだ。

若い頃は、会社や事業を大きく見せたくて、見られたくて、背伸びしてた。

今も時々見栄っ張りが顔を出すけど、むしろ腹の底まで(こそ)見てください、やってきたこと、やれるポテンシャルを見てください、ここに集まっていっしょに面白い世の中創りましょ、そんな構えで生きている。

来る者拒まず、去る者追わず。

今日も明日が楽しみだ。

09 12, 2013

トーナメントで行こう

新幹線が京都を通過した。

もう少しで新神戸だ。

明日は東京。

明後日は名古屋。

その翌日は北陸。

どれもこれも重要で真剣勝負のアポばかり。

だから、仕込みはもちろん、何通りものストーリーを準備して万全でのぞむ。

相手に時間をいただいて、期待通りは当たり前。どうやって感動レベルに持って行けるか。だ。

このトーナメントみたいな緊張感がたまらない。

09 10, 2013

替え玉で許してください

日本出張の2日目の午後2時。

朝から大事な商談が良い着地で2つ終了。

うれしくって駅の階段を一段飛ばしで駆け上がる。

この次は夕方から関西でプレゼン。

新幹線の待ち時間に、品川駅のラーメン屋さんに入った。

空いてる1席に通されたけど、肩幅の広い僕にはちょっと窮屈なカウンター席で、左には不機嫌そうなヤンキー顔のアンちゃん、右には注文を間違えられてピリピリする小太りおじさん。

オセロゲームのように黒くなる前にさっさと食べて、出ようとすると、足元の僕のカバンが、小太りさんに倒れてて「すみません!」。

急いで固定椅子から足を抜こうとして、今度は小太りさんに膝蹴り。

「すいません(汗)」

慌てて左足を抜くのに、左のアンちゃんの腿を勢いよくキック。

「ごめんなさいっ!(涙)」

唖然とするふたり。

「この野郎、替え玉おごらんかい!」

と、言ってくれたら楽だった。

09 09, 2013

瞬間を切り取る

午後からは近所の小さな写真展をのぞいた。

旅行写真家の方が撮り貯めた世界の風景。南米、アジア、ヨーロッパ、、、

見終える頃にはすっかり感化されて、帰り道に車を止めてはシャッターを切った。

「瞬間を切り取る」(写真の巨匠 高畠一郎)

iPhone大活躍。

だけど、後で見たらみんな平凡な写真。。

一番上手に撮れたのはカルボナーラだった。

09 07, 2013

JBAソフトボール大会開幕

年に1度のJBAソフトボール大会が開幕した。今日から50数社の日系企業が頂点を目指して戦う。

採用で野球経験者を優遇するというウワサがあるチームライトハウス。

この大会では、一昨年3位、昨年準優勝と順位を上げている。

今年はもちろん優勝でしょう!

と、人に聞かれたら調子に乗って答えてるけど、そんな自信はまったくない。エースの田山親子(元職員の女性の旦那さんと息子)以外はみんな素人。

去年も一昨年も、楽に勝てた試合なんてなかったし、勝ち上がっていくうちに少しずつ強くなれた感じだ。どこで負けててもおかしくなかった。

で、今日はその一回戦。

米国日本通運との試合は16−13でかろうじて勝った。

一時は点差を開けられて、目頭を押さえて、砂を拾う準備をしたくらいだ。

いや、よかった。。

僕は明日から日本出張で後は仲間に託す。

仲間の会社もいっぱい参加している。みんながケガなく、青空の下で笑って元気に走り回れたらそれが一番良い。

みなさん、頑張ってください!

09 07, 2013

海中ホテル

経営会議の間に、Tくんからメッセージが残っていた。

Tくんは娘の高校時代のクラスメイトで、2年か3年前のある週末、友だち3人と「将来の相談」で僕を訪ねてくれた少年のひとりだ。

彼らに何を伝えたかよく覚えていないけど、彼らがとても熱心で、納得するまで何度でも質問をしたこと、それと、Tくんの夢が「海中ホテルを作ること」だったことは印象に残っている。

幼い夢のように見えるけど、僕はそうは思わなかった。むしろワクワクした。

たくさんの人を乗せて空を移動する、

宇宙に行く、

治らない病を治す、

地球の裏側の人と顔を見ながら話す、

まだ、それが実現していなかった時代に、多くの人は笑ったのかもしれないけど、夢を信じ続けられる人たちによって、夢の世界は僕たちの日常になった。

だから僕は、人の夢を感心することはあっても、バカにすることは決してしない。それは人として恥ずかしい行為だから。

受話器の向こうのTくんは、謝らなくてはならないことがあるから会ってほしいと言う。

「会うのはかまわないけど、何を謝ろうとしているのかオジさんに話してごらん」

よくよく事情を聴くと、海中ホテルを作ると宣言したけど、どうもそれが現実的なことではなくて、追いかけるべき目標と思えなくなった、そのことが僕に対して嘘をつくような、裏切るような感覚で、どうしても直接謝らないと気がすまない、そういう話だった。

大学3年生になって、さらに歯応えのある夢が見つかったのならよいけど、収益性とか資金力とか建築技術とか、(大事だけど)枝葉の話で、わかったようなつもりで諦めようとしているなら見過ごせない。

若者の夢は、ガラス細工のようなところがある。大切に扱わないとすぐに壊れてしまう。

できない理由や、構想の盲点、死角を見つけるのは簡単だし、誰にでもできる。

そんなことより、どうやったら実現できるか、いっしょに知恵を働かせるのが大人の役目だ。

それに、僕の楽しみを簡単に諦めるわけにはいかない。

早速明日会社に来るように伝えた。

09 04, 2013