あかるくやさしく

NO IMAGE

ボクは元来ポジティブが過ぎる性格だけど、中学の頃にモノの本で、自分の発するマイナスの言葉が、どれほど自分自身の潜在意識や未来に悪い影響を及ぼすかを学んでから、決してネガティブな言葉を使わないよう心がけている。自分の言葉を侮ってはいけないのですね。

例えば、

「疲れた」ではなく、「力が入った」「これはビールがうまいで。もうひと頑張り」。

「キツい」「できない」「無理」ではなく、「歯応え満点」「チャレンジやないか、いいねえ」。

「苦しい」時はむしろ「面白くって仕方ないなあ」「うわっ、成長しそう」。

ちなみに、「苦しい」時こそ、他人を労い思いやると、不思議と自分自身の苦痛がやわらぎ、チカラと勇気が湧いてくる。神さまのご褒美かもしれない。(いつもできていないけど)

そんなふうに、前向きな言葉、やさしい言葉は、自分だけでなく、まわりもハッピーにしてくれる。

「面白い」「楽しい」「チャレンジ」「ラッキー」「ついてる」「ワクワク」「ありがとう」「ヤッホー(使わないけど)」。なんか書いてるハシからうれしくなるではないか。

表情も大切で、ボクは洗面所の鏡の前でなるべく笑い顔をこしらえる。すると自分のアホ面につられてホントの笑顔になる。笑顔の効能は素晴らしくって、まわりにも伝染して新たな笑顔を呼び、場の空気を和ませる。お互いの気持ちをやさしくしてくれる。

逆にマイナスの言葉はいただけない。

「無理」「できない」「もうダメだ」「どうぜ」「だって」。書いていると地べたに吸い付きそうになる。

そういう言葉って、自分はもちろんまわりの気も下げてしまう。「できない」と言った瞬間、自ら可能性や未来を放棄してしまっているのだ。いかんいかん。

ボクは自分自身が使わないだけでなく、そういう言葉の人とは距離を置くようにしている。時間と情熱は未来を肯定できる人たちと費やしたいからね。

人はひとりで生きていない。

お互いの存在によって成り立ち、その職場や家庭、地域や国の「作り手の一員」だ。「明るくやさしい」世の中に住みたいならば、自らが明るくやさしい気持ちで人に接するのが一番早い。他人が変わるのを待つんじゃなく、自らが先ず変わるのだ。

まわりの環境は自分自身の鏡だから。