メキシコの国境へ

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土曜日の夕方、メキシコの国境から北に向かう列車に揺られている。

昨日の夕方、パロスバーデスを、相棒の石上会計士とともに出発。

メキシコ国境までの道のり、140マイル(224キロ)を自転車で無事に走破した。

今回は、自転車が走れるルートを選んでくれるアプリ「California bike app」が大活躍。

フリーウェイ5号線を縫うように、コーストラインから山の中、時には、軍の居住区や大学のキャンパスの中を通り抜けて、国境へと導いてくれた。

幅が1メートルほどの狭い道や、一生通る機会がなさそうな住宅街を走っていると、「これがホンマに西海岸縦断のルートの一部⁇」と首を捻ったりもしたけど、いやいや良い仕事をしてくれた。

長年、自転車で走っていて感心するのが、アメリカは自転車の裾野が広いこと。

老若男女楽しんでいるし、環境にも恵まれている。

とくに、60代70代の男性。自転車は高級ブランド、上下揃いのカラフルなウェアを決めて、颯爽と走る年配者の多いこと。

僕もあんな風に、健康で丈夫に、そしてお洒落で粋に歳を重ねられたら素敵だと思う。