キックオフ

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土曜日の朝。昨日は第4四半期のキックオフだった。
3ヶ月前に立てた目標は、個人でもチームでも達成できたことばかりではない。
不本意な結果もあれば、脱帽するくらいの躍進もたくさんあった。
それでも毎回、最後のメンバーひとりひとりの振り返り発表の時は、それぞれが頑張ってきたこの3ヶ月を思い、心の中で手を合わせる。
キックオフ後のコンパでは日常から解放され、メンバーたちと酒を飲む。
昨日はスイス料理のケータリングだった。どのあたりがスイスだったのかはよくわからんかったけど。
あっちのテーブル、こっちのテーブル、メンバーの笑い声の中にいるのがボクにとって一番心地良い時間のひとつだ。この3ヶ月の様々なシーンが浮かぶ。
それにしてもちょっと飲み過ぎ。
残ったメンバーと昼メシを賭けて勝負したビリヤードではさっぱり落とせなかった。
そうそう、キックオフではこんな話をした。
「ボクらの事業はアメリカだけでなく、日本とも密接に関わっている。
俯瞰してこれからの世の中がどうなっていくか、常に頭を使って考えなくちゃならない。
25年後の日本は人口が1億人を割っている。
毎年50−100万人ずつ人口が減り、500以上の市町村が消滅していく。
その時のピークの年齢は70歳。どんな世の中になってると思う?
25年という年月は驚くほど世の中を変えてしまうんだ。
25年前の中国のGDPは九州のGDPといっしょだった。それが今では中国は日本の2倍のGDPだ。これからの世の中はもっとはやく変化するだろう。
(MBAのクラスメイトが聞いたら、それ、習ったばっかりやんけと突っ込まれそうだけど、そこがボクらしさなのだ)
そんな日本の未来を考えた時、日本人や日本の企業は絶対に海外に出て生きていかなくてはならないんだ。
そのために必要なのはなんだろう?
海外で暮らしていくための「情報」であり、外に飛び出せる人材を作る「教育」だ。
ボクらはそういう事業をしている自覚と誇りを持たなくてはならない。
もうひとつ、みんなに自覚しておいてほしいこと。それは、ライトハウスは永遠にベンチャー企業ってことだ。
ベンチャーってなんだろう?
ボクの考えるベンチャー企業って、
ー舗装された道は選ばず。道なきところに道を創り、未開の地をオアシスに変える企業
ー失敗を恐れない、チャレンジ精神を持ち続ける個人の集団であり、リスクを取れる企業
ースピード!スピード!スピード!
ー頭がちぎれるくらい脳みそを使う、考える集団
ー働く人も組織も商品も進化成長変化し続ける組織
ボクらの会社が、1000人になっても、世界的な企業になってもそのことを忘れてならない。」