出張6日目の朝

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東京の空は薄曇り。帝国ホテルの窓からは新幹線が行き来するのが見える。
あの数百メートルはあるだろう長い車両が、時速200キロを超えるスピードで千人単位の乗客を運ぶのだから開発した人たちは凄い。

凄いと言えば、自動車だって、インターネットだって、飛行機だって、医療の技術だってみんな凄い。世の中には「凄い」がいっぱいある。人間は実は「凄い」チカラを持っているんだ。

日本に来て悲しくなるのは、毎日のように繰り返す陰惨な事件や事故を、そこいら中でマスコミが悪意を込めて垂れ流すこと。

テレビや雑誌、夕刊や電車の中吊りに至るまで、誹謗中傷や妬み、犯人探しの言葉やコピーが躍る。背中から流れてくる、安倍首相の辞任表明についてシタリ顔で語るコメンテーターたちの言葉に気持ちが悪くなってリモコンのスイッチを切った。

電波やペンの人たちはどうして「評価」する側に回るのだろう。本来、影響力のある尊い仕事なのにどうして世の中の「創り手」「担い手」にまわらないのだろう。

今日で出張6日目。東京は3日目。
いろいろな方のおかげで出張自体はとても順調に進んでいる。

今朝も5時にはスッキリ目覚めて、たまったメールの返信をして、副社長(ライトハウス)の片山との電話会議でいろいろ決めねばならぬこともスピード決裁した。24時間、濃密で気持ち良い。

おっとそろそろ朝の会食。また東京の様子を書きたい。