もうダメだというときが仕事のはじまり

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ライトハウスでは毎週水曜日の朝、西海岸の全支局をスカイプでつないで、稲盛和夫さんの語録を教材に勉強会をやっている。
ひとつのテーマについて2回。最初の週は部署横断のグループで、翌週は部署ごとのグループで、8時半から20分間議論して残りの10分を発表にあてる。
昨日のテーマは「もうダメだというときが仕事の始まり」。
僕はこの言葉が大好きだ。
ピンチや八方塞がりの時、この言葉が条件反射的に耳の奥で響き、臆病な僕を鼓舞してくれる。
解説文を引用しよう。
「ものごとを成し遂げていくもとは、才能や能力というより、その人の持っている熱意や情熱、さらには執念です。すっぽんのように食らいついたら離れないというものでなければなりません。もうダメだ、というときが本当の仕事のはじまりなのです。強い熱意や情熱があれば、寝ても覚めても四六時中そのことを考え続けることができます。それによって願望は潜在意識へ浸透していき、自分でも気づかないうちに、その願望を実現する方向へと身体が動いていって、成功へと導かれるのです。すばらしい仕事を成し遂げるには、燃えるような熱意、情熱をもって最後まで諦めずに粘りぬくことが必要です。」
手足を使って頑張ることは誰だってやっている。脳みそに汗をかくくらい頑張ることも多くの人はやっている。でもそれだけじゃ足りない。
熱意、情熱、執念、さらに、もうダメのその先の未来(約束のない未来)を信じきる力が大切なのだと思う。自分の未来を自分自身が信じなくして誰が信じてくれるだろう。絶対に乗り越えられる、絶対にその答えはある。
もうダメだというときが仕事(人生)の始まり、だ。