大人の遠足(船釣り編)

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この週末は、社長の植野、編集の三木、そして(なぜか)教育の古茂田と僕で、レドンドビーチの釣り船に体験取材に集結した。

ざっくり“大人の遠足”と呼んでいるけど、 自転車でも登山でもキャンプでも、 大の大人が日常から解放されて、自然の中でワイワイやるのは楽しいものだ。

が・・・、毎回そうとは限らない。

この日は朝から海が荒れていて、船が港を出た途端に上下左右に揺れまくり。出港前は威勢の良かった仲間たちも花が萎れるように次々とダウン。最後まで平気な顔で、 「水平線を眺めていたら酔わないから」なんて言っていた僕までがあろうことか、しまいには海に向かってゲーゲーする始末。面目まるつぶれである。

それでも竿を垂らせば、次から次へと魚が釣れる。みな、遠のく意識と、胃袋の底を海が突き上げるのに堪えながら、魚を釣り上げては、カメラを向けると撮影用の笑みを浮かべた(釣果はごらんのとおり)。

下船後は恒例の反省会(飲み会)もなくこの日ばかりは静かに解散。

いつもよりおとなしい夜、誰からともなく互いに“遠足”の写真を送り合った。

その中には、 船底にへばる互いの写真や、美味そうな煮付けや塩焼きの写真があった。(誰にも見せられない僕がへばった写真は、翌日のうちに社内であっさり共有された)

そんな情けない挑戦だったけど、写真を眺めているうちにまた行きたくなった。今度は海がなるべく穏やかな日曜日に。

* この日の敗戦模様は植野がレポートします。ライトハウス(LA版)の6月1日号をお楽しみに!(電子版でもご覧いただけます)