ブランド力をつけるには

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今朝は週1回の勉強会の日。

昨晩は、ロサンゼルスの出版メンバーの第3四半期「キックオフ飲み会」で大いに盛り上がり、それは良いんだけど、若いメンバーといっしょになって飲み過ぎたようで朝起きると二日酔い気味。プールと朝風呂で思い切り汗を流して出社した。

テキストは先週に続いて本田宗一郎さんの著書から。

ホンダがその昔お金がなくて苦しかった時代、アメリカの商事会社からバイヤーブランドで何万台買いたいという注文が入った。のどから手が出るほど受けたかったけど、ぐっとガマンして断り、アメリカには独自で市場開拓するという選択をした。結果、「自社ブランド」で成功して現代のHONDAがあるという話を朗読。

その後に自分たちに置き換えて「ライトハウスのブランド力をつけるには」というテーマでグループに分かれて議論した。

「ライトハウスらしさ(のある誌面)」
「独自性(のある誌面)」
「自分たちの手足を使って作る誌面(ライトハウスの記事はすべてオリジナル)」
「情報の正確さとその積み重ね」
「プロ意識、プロの仕事」
「プライドを持って仕事をする」
「期待に応え、期待を超える」
「安売りしない」
「親しみやすさと地域社会への密着」
「ひとりひとりの言動、姿勢」
「大切なものを残す一方で、常に新しいものを取り込んでいく革新性」

そんな意見がメンバーから上がった。こうして考えることで、ひとりひとりが自社ブランドの構築を常に意識し、自らがブランドの作り手であってほしい。

ボクはふたつのことを話して補足した。

ひとつは、「せっかくこれだけのメンバーが集まったのだから、想いとチカラを重ねて、かかわる人にシアワセになってもらえる情報誌を創ろう。小さな便利を発信しよう。落ち込んでいる人には、勇気や元気が湧き出るような記事で励ましたい。海外生活の助けになる情報を発信しよう。オレたちの情報によって、ここに暮らす方たち、目指す方たちの生活のハードルを低くしよう。そしてそれを『継続』し続けよう」ということ。

もうひとつは、「失敗や失態を隠さない社風を創ろう。前向きな失敗はしても良い。とにかく隠すな。小さなウソをウソで隠すと、それを隠すためにもっと大きなウソをつかなくてはならない。ブランドは、失敗によって失うのではなく、その失敗を隠そうとしたり、ごまかそうとする「ウソ」や「不誠実」によって崩壊するものだ。失敗をした時には(1)瞬時に公開(報告)して、(2)迅速に駆けつけ、(3)誠意を持って対応することを徹底しよう」と話した。(もともといい加減で弱い自分への戒めでもある)