カレー男の信念

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ボクは会食で食べなかったのだけど、キッチンに昨晩のカレーが残っていたので弁当に詰めて持って来た。食べ終わって食堂に置いてある「さかい」(出入業者さん)の弁当も今日はカレー。

「カレーづいとるなぁ」

その瞬間稲妻のような衝撃が走った。そう、昨日も一昨日もボクはカレーハウスでカレーを食べている。

「カレー人生」

アホなことを考えている場合じゃない。

今朝は週に一回の社内勉強会の日で、本田宗一郎さんの著書「やりたいことをやれ」の中から「信用を得る」というテーマについて考えた。

宗一郎さんは(1)人間愛、人を愛し、愛されること、(2)約束を守ること、(3)相手を儲けさせる、そして「自分の人生と仕事を通じて多くの人に恩恵を与えること」と説いておられる。シンプルだけど深い。100年後も真理だと思う。

それをライトハウスに置き換えたらどうなるだろう。

「広告主の信用を得るには」という設問で、ロサンゼルスとサンディエゴをつないで、グループに分かれて考えた。

「繁盛する提案をする。それができるようになるために、お客さんやその業界、このコミュニティをもっと勉強しなくてはならない」

「正直であること。絶対にウソをつかない。いい加減なことを言わない。調子のいいことを言わない。期待値調整をキチンとすること」

「うわべだけではない態度を取ること。誠実であること」

「自分たちが顧客(一般客)の時に、リピートしたくなる気持ち、あるいはその逆を考え、分析する習慣をつける。常にアンテナを張り、アタマを働かせる」

「お客さんのやりたいことを何でも受入れるのではなく、自分なりの考えや提案をする。また、おかしい、売れないと思ったら正直に伝える。ただしポジティブな言葉を使って」

なかなか良いことを発表してくれる。だけど実践が大事なんやぞ。
そんなことを思いながら頼もしく見ている。

忙しくっても、日常的にメンバーが考えたり振り返る機会を作るのも経営者の使命だと思っている。自分のことは棚に上げているけど、会社を成長させるには遠回りのようでメンバーの成長にチカラを入れるのが一番だ。いっしょに学び育ちたい。