サンノゼの剣道大会を終えて

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サンノゼの剣道大会が終わって、今まさにこれから出発するバスの中。

海外でもとりわけ剣道が盛んな南カリフォルニア。北はサクラメント、南はサンディエゴの20を超える道場から剣士が集結して日頃の稽古の成果を競い合った。

朝8時に会場入りして約9時間、ようやくすべてのスケジュールが終了した。

こっちは腰掛けて観戦するだけだけど、主催者側の北カリフォルニアの剣道協会のみなさんは早朝に来て準備をして、みんなが帰ってからも後片付け。事前の準備もたいへんであったはずで本当に頭が下がる。これみな手弁当である。

トーランス道場の成績は突出していて、個人戦11−13歳の部門は2位と3位、同14–17歳の部門は優勝、その上の初段〜2段も優勝、3〜4段も優勝と3位と他の道場を圧倒した。

残念ながら期待の息子は個人戦11−13歳の部門の準々決勝で敗退。

本気で優勝を狙っていたから呑気な息子も悔しがった。対戦相手の男の子が結局優勝したのだけど、成長期の彼らの世代の体格差は著しく、上位は170センチを超える立派な体格の子が多くなる。その男の子も大柄で胸板も厚く、けっこうボクといい勝負の体格だった。140センチで一番チビの息子はスピードと精度で克服するしかない。

そんなことで親子は秘密の特訓を決意する。ここで書いているけど。

時間を捻出できるのは早朝のみ。しばらくは朝練で揉んでやることにする。

目指せ、優勝。目指せ、未来のチームUSA!

と、いうことで、ますます早起き人生を歩むことになりそうだ。

バスが走り出した。ロサンゼルスまでの約7時間、バスの旅を楽しみたい。