土台を創ろう

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昨晩はトラベルオリエンテッドのオーナー社長の久保さんと久しぶりに飲んだ。

www.traveloriented.com

久保さんには広告主としても創刊当時からお世話になっているのだけど、その間、バブル崩壊(日米)、湾岸戦争、暴動、同時多発テロなど、異国で事業を営む者に取って幾多のダメージがあったけど、共に乗り越えてきた戦友のような存在。

ボクが89年に創刊した時に26社あった日系メディアは、今では半分になってしまったし、その間に約4、50社の無料紙、日刊紙、ラジオ、テレビの会社ができては姿を消していった。

久保さんの旅行業界も同様で、89年当時にあった会社で、今も元気に残っている会社は決して多くない。

旅行業界やメディアに限らず、淘汰の激しさはすべての業界にあてはまることだろう。

異国で事業を営み、継続するというのは生易しいものではないと思う。

日本でアジアや諸外国からの移民が身を立てていくことを考えたら、その難しさも当然だろう。

ライトハウスが生き残れているのも決して特別能力があったわけではなく、運とまわりの人に恵まれたことに尽きる。

ボクらは自分たちの事業の繁栄だけでなく、日系人や日系企業が今の礎を築いてくれたように、後に続く若いヤツら、次世代の子どもたちのために、しっかりとした土台(足場)、恥ずかしくない日系社会を創らなくてはならないと思う。

自分が死んでしまった後でも良い。

世界中のさまざまな地域と分野で、日本からの個人や企業が大活躍(貢献)し、その国の人たちに心から愛され尊敬される、そんな世の中づくりに人生を費やしたい。