小学生日記

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今日はビバリーヒルズに住むO夫妻のご招待で、リビエラカントリークラブでゴルフをラウンドした。リビエラと言えば、USオープンやUSシニア、近年はNISSANオープンの舞台となる名門コース。

晴天の中、難しいコースに、クラブを5本も6本も担いで右へ左へ一日走った。入会金が20数万ドル、年会費が2万ドルを越えるというから、一回でもたくさん振らないともったいない。

ご夫妻は、数年前にあるプライベートバンクのトップに引き合わせてもらって以来のおつきあいで、ビジネスのことでずいぶんアドバイスをいただいている。

業界の人が聞いたらすぐわかるような有名企業を一代で育て上げた成功者だ。70歳になった今は、事業を息子に任せ、住まいを東京とビバリーヒルズに置いて、一ヶ月おきに海外旅行で世界各地をまわる。

今年は、夫婦でクリスタルクルーズでヨーロッパを巡るのと、日本舞踊の海外公演の応援に行くのを楽しみにしている。

Oさんからは、企業の買収や提携の仕方から粋な遊び方、ベタじゃない心に残る接待の仕方まで、ホントたくさんのことを教えてもらっている。そして、いつもユーモアいっぱいで、決して偉ぶらないし、恥をかかさないように知恵やヒントをくださる。

今日も日本の有名な経済誌の創業者を紹介してくださることに。

「あなたに損はないはずだから」

いつもそう言ってチャンスをくれる。
(夜、「先方に話をしておいたから」とさっそく電話をくれた)

こんなステキな歳を重ねたいと思う。

ラウンドを終え、午後の早い時間にOさん夫妻と別れ、今日はまっすぐ家に帰る。

明日から、新会社の事業パートナーの高畠と竹内が来るので、たまっている仕事やメールのチェック。

メールは返信するより、着信が増えるペースの方が早い。何てこったい。メールで卓球をしているみたい。会社からも片山や西川から報告や相談のメールが続く。おつかれさん!

9時過ぎにようやく勝利、いやほぼ返信。

今日は龍馬を読んで明日からに備えよう。

と、キッチンを通り過ぎる時、洗い物が目に入る。昨日から、息子の玄(はるか)が体調を崩して、家内は手が回らない。ステレオを持ってきて「ユーミンベスト」を聞きながらチャッチャッと洗う。食器を大小や形状ごとに工夫して食器棚に並べるのもこれはこれで楽しい。整然と並ぶピカピカの食器や鍋を眺めてひとり自信に満ちた顔で笑う。窓ガラスに映った己と目が合うとちょっと悲しい。

ということで、ゴルフをして、仕事もできて、ご飯をいっぱい食べて、とても充実の一日でした。

なんかまるで小学生の日記。ご容赦ください。