本番スタート

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ロサンゼルスまであと一時間くらい。
帰りの機中で書いている。

関空を発つ前に、書店で簿記・経理や決算書の読み方の本をドッサリ買った。

ボクは会社経営を20年もやっているのにそっちの知識がサッパリでこれまで会計士に任せっきり。

売上やコストはけっこう細かく把握しているけど、経営がだんだんと高度で複雑になっていく中で、決算書や損益計算書をしっかり読めるようにして、会社の経営分析をしっかりできるようにせねばならないと反省し、今さらながら勉強を始めることにした。今回は本を買って安心しないと決めている。
必ず、きっと、たぶん、できるだけ、なるべく、できるなら。

ウソです、マジメにやります。

 

はてさて。先のブログでも書いたけど、最後のアポイント10本勝負は、絵の具をおしまいまでしぼり出すようにチカラを出し切れた。

最後の方は脳味噌の電池が切れそうになって、糖分を摂取するために移動の電車で飴玉をボリボリ齧りながら次のアポイントにむかった。そのくらい、一本のアポイントに全エネルギーを注いで取り組んだ。

 

最近、自分で自分を変えられたと思う。どのアポイントでも決してあきらめない粘りが出てきた。

 

正直ボクは、こちらが熱心に伝えても、相手に脈や誠意がないと感じるや「これ以上話にならん」と途中であきらめて席を立つところがある。

また無礼なふるまいや悪意を感じたら、全身で憤慨してしまう未熟さと、謙虚さの欠落がある(いや、今も短気で思い切り未熟なんだけど)。

だけど近頃は、なかなか糸口がつかめなくても、席を立たれそうになっても、気まずい空気に支配されそうになっても、ボクの後ろで全社員が見ているつもりで決してあきらめない。

 

今回、ライトハウスがグループとしての転機になるような出来事がたくさんあった。

ボクたちが作ってきた教育プログラムや日米の態勢や姿勢を評価して、がっぷり四つに組んで(地域やターゲットがうまく棲み分けられるカタチで)日本での販売でタッグを組もうと言ってくれる会社を3社も得ることができた。

どの会社も名前ややっていることを聞いたら世の中みんなが知っているような立派な会社で、それぞれの社長が直接テーブルについて真剣勝負で対応してくださった。なにより、「ボクたちにしかできない」価値やメンバーを、正当に評価してくれたことがうれしかった。

世界のメディアとのアライアンスもいよいよ具体的な動きが出てきた。
良いこと、役立つことをしているという自己満足だけではなく、コンテンツ(記事)が充実するとか、支出を抑えられるとか、新たなリソースから売上が立つとか、目に見えるカタチで握ることができた。

LCEのHR事業も役員の間で徹底的に議論して方向感がハッキリした。

あとは日米のメンバーがキッチリ役割を果たしたら目指す領域でそれぞれが世界一になれる。

走り幅跳びの助走としてはちょっと長過ぎたけどいよいよここからが本番だ。