安らかな気持ちで

NO IMAGE

今日はクリスマスイブで、冬休みの初日。
5時前に起きてメールをチェックして、6時半から自転車に乗って。

ここまではいつもといっしょ。

そしてこれから恒例のマンモスに山ごもりの旅に出る。

ストームが来ているそうでリフトが動くかちょっと心配。が、滑れなければ滑れないで、暖炉の前で本を読んだり、子どもたちとカードゲームをするのも悪くない。

例年とまったくちがうことがある。

毎年年末を迎える時に、心のどこかに抱えたままのやり残し(持ち越し)感とか、焦燥感とかの感性的な悩みがない。とくに人間関係に起因するザラッとした苛立ちがない。雲ひとつない青空、そんな気分。

心当たりはある。

ひとつは、年を越す前に、いくつかの自分で決着をつけなくてはならないことにケリをつけられたこと。事業のこと、家族のこと、人間関係のこと。
以前より決断が倍速になった自分がいる。

もうひとつは、迎え来る大不況を前に(少しだけ)腹を括れたこと。
幸いグループ全体では業績を伸ばすことができたけど、万が一、これから売上が激減したとしても、乗り越えるための想定と備えをすることができた。

以前は、具体的な数字や要素を並べて、最悪の事態を想定することもなく、ただやみくもに高い目標ばかり追いかけていたけど、今は両方を想定して経営ができるようになってきた。

それと、幹部が揃ってきたことも大きい。彼らが多くの決めごとや調整、厄介ごとを率先して引き受けてくれるから、ボクは少し眉間にシワを寄せていたら良い。

新卒で入社して、来年で15周年になる制作部長の青木。青木は来年のキーマンのひとり。地味だけど肝心要(かんじんかなめ)の仕事を一手に引き受ける。

仲良く揃って10年目の副社長の片山と編集長の川嶋、そして国際教育事業部長の鎌塚。末っ子の川嶋がやや頼りないけど、彼らに任せてうまくいかないことなら諦めがつく。残念ながら自分より頼りになる。

5年目にして、編集制作と全事業部を横串で束ねる編集局長の西川。ライトハウスの未来は西川がいて描ける事業構想ばかり。身内褒め過ぎだけど天才だと思っている。

そしてひとりひとりの名前を書き記したいくらいのメンバーたち。

彼らのおかげで、安らかな気持ちで年末を迎えている。感謝。

しっかり充電したら、来年もまた火の玉で全力疾走!行ってきます。