家族の食卓

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日本から今日帰ってきた。

不在中はボクに気遣いをさせぬようメンバーの配慮だろう。
ほとんど相談事もなく、今回のイチバンの目的の親孝行の旅に専念することができた。いや、ありがたい。

その様子は写真もたくさん撮ってきたので追って書きたい。

さて。今日は久しぶりに遅い食卓を家族で囲んだ。

ふだんで言うと、この週に数回の「家族の食卓」って、いつも意識していたつもりなんだけど、あらためて永遠じゃないって今回の帰国を通して思った。

カミサンの両親とも、独り暮しを再開した親父とも、再婚した母親とも、年に数回しかテーブルを囲めないし、あと何回できるかもわからない。

我家も再来年は娘が大学進学で、息子もこの秋から高校生になることを考えたら、一生で娘や息子と食事する総数を100%としたら、まだ80%かも知れないけど、もう95%くらい消費してしまっているかも知れない。ましてや無邪気に今日の出来事を競って聞いてもらおうとする時代はそう長くないだろう。

そう思うと、忙しかろうが疲れていようがまだまだ彼らに伝えておきたいことがあるし、いつか年に数回しか会えない時代を迎える前に、この時間をスルメのように呑込まないでいつまでも噛みしめていたいと思った。

ヤツらはさっさとごちそうさまをしてしまうけど。