生活習慣を改善するのだ

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もうひとつ、昨夜の講演会に因んだ話をします。
本田さんの話は一言で「ナマケモノでも三日坊主にならないコツ」。

講演のポイントを並べると、

・ 意地でも最初の10日続けること(習慣化する)
・ 仲間を巻き込む(メールで報告しあったり競争したり)
・ ゲーム感覚(ご褒美とペナルティ)

こんな感じ。他にもたくさん役立つ話があったけど、ボクにはこれだけで十分満足。

で、さっそく生活に取り込むことにした。
せっかくの機会だもの。熱いうちに動かねば。

ボクが今習慣化してモノにしたいことは3つ。
「情報のインプットの拡大」「英語力アップ」「ダイエットと健康管理」

どこから手をつけるか。心のウォーミングアップには掃除と整理整頓に限る。

まず、ボクのインプットと思考のスペースの大掃除。

最初に書斎。
ベッドの横のナイトテーブル。
バスルームの本棚周辺。

それぞれの場所に、読む順番に本を積み上げる。
ビジネス&哲学&英語学習系は書斎。
趣味のエッセイ、小説、紀行モノ、トレーニング&健康系は寝室。
バスルームには、過去に読んでポイントをマーカーで引いた読み返す目的の本を中心に。

次にオフに継続してやることと、いったんの期限と目標を決める。

1)    英語学習1日30分
2)    トレーニング1日20分
3)    読書は最低1冊/週
4)    思考系を1本以上(緊急じゃないけど重要な案件。例えば商品開発とか、事業の仕組みづくりとか、業務提携とか、事業のシュミレーションとか、人事のこれまたシュミレーションとか)
5)    子どもたちにメール1回/日(忘れられないように)

これらをまず「今月いっぱい」まで。
それができたら「クリスマス(冬休み)」まで継続して習慣化を目指したい。

もともと意味を見出せない時間を過ごすのはキライで、ビデオは借りないしゲームは一切やらない。テレビもニュースか注目しているスポーツ、気になるドキュメンタリーくらい。でも見ない日の方が圧倒的に多い。ニフティやフェィスブック、twitterは勉強のために挑戦中だけどまだ楽しさがわかっていない。

「取りあえず」の飲み会や集まりには遠慮させてもらう。

「大好きな仲間、大切な人たちと親交を深められる(楽しい・シアワセ)」(1)

「相手から学べる(学ぶ)」(2)

「相手と何かを生み出す、議論する(創造・思考)」(3)

「相手の力になれる(貢献)」(4)

「情報交換(インプット)」(5)

20代は(2)(3)(5)の一方だった。とくに会社でキチンと働いたことがないボクの学校は「人(先輩社会人)」で、様々な分野の一線で活躍する経営者やビジネスマンに、昼に夜にモノの見方、業界の構造、多様な価値観を学ばせてもらった。本間和代さんが「達人の人生の10000時間のエッセンスを2時間で学ぶのがコツ」と言っていたけど、まさに20代は365日毎日のように達人人生のエッセンスをゴクゴクご馳走になった。ちなみにそのための時間を取るのではなく、営業中、取材中、仕事のなかで学ぶのだ。広告を売りながら(買っていただきながら)相手の懐に飛び込み、視界を共有し、エッセンスを吸収させていただくのだ。

30代になってもその勢いのまま、(1)と(4)が少しずつ増えていき、40代の今はすべてバランスよく、でも年を重ねるごとに(4)を増やして、恩返し人生のできる人になりたい。

ただ、いずれの目的もないのに、心の向かない人・向上心のない人とわずかな時間(人生)でも過ごすのはツライ。年を取ったのだろうか。

家内には合理的過ぎと映るようだけど、ボクはすべての時間に意味を求めたい。
急いでいるんじゃない、それが命を与えられた者がていねいに生きるということだと思う。生きたくて生きられない人がたくさんいるんだから。

話を戻そう。

その後、ボクはオフィスマックスに行って、最新のデジタルボイスレコーダーとスケジュール帳を買った。

ボイスレコーダーは、自分が使えるようになりたい英文や、山のようにある知らない単語を吹き込んで、英語の勉強をするため。恥ずかしながら、学校にも行ってないボクはたぶん会社で1番英語がヘタクソなのだ。還暦で一念発起して始めるより、16年くらいトクしたと思って初心に返って学びます。ハイ。

それとスケジュール帳は、朝晩の体重、トレーニングの内容、英語学習、それと読了した本のタイトルを書くこむためのモノ。幸い今年の7月から来年末まで18ヶ月カレンダーなので、ほとんどムダがないのだ。ほとんどムダになるかも知れないけど。

おろし立ての帳面にゆっくりていねいに文字を書いたら、力が入り過ぎて字が汚くなった。一日の努力がすべてムダになったような気持ちになって、しばらくミミズのような文字を呆然と眺めていた。これぞムダな時間。ちゃんちゃん。