化学反応

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先週のハワイ出張の滞在時間はわずか57時間だったけど、たぶん一生忘れないくらい濃密で大躍進の時間を過ごせた。

今回のライトハウスハワイ版創刊は、地元で観光客向けに「アロハストリート」を発行するウィンキュービックの全面協力&全面提携があって実現した。
細部はまだまだ詰めないといけないけど、すでに12月1日創刊に向けて現場は全力疾走している。

社長の上野さんは、野心溢れるギラギラした経営者や個性派オーナーが多いこの業界にめずらしく、理性的で温厚なタイプ。肉食というよりマクロビ。アグレッシブな営業で会社を引っ張るというより、読者が喜ぶ(役立つ)情報や、使いやすく効率的な仕組みを極めることで社会貢献したいという、どっちかというと学者肌。

一方ボクは自己分析だけど、夢追うブルドーザーのようなタイプで、立ち止って考えるというより、走り出して打たれながら軌道修正をしていくのが性に合っている。

だからタイプは全然ちがう。というか人間の進化の過程でおたがいに地球の裏側にいるくらい遠い。

だけど、大切にしている価値観は驚くほど近い。

例えば、多くの経営者は新しい版(エリア版)を出す時に「そこに市場があるか(商売になるか)」を判断基準にする。それは正しいことだろう。儲かればやるし、儲からなかったらやらない。

だけどボクらはそんなロマンのない判断基準では生きられないし生きてゆけない。

そこにロマンと意義・目的が見出せるか。それに尽きる。

ライトハウス言語で言うなら
「アメリカ(その地)で暮らす人、アメリカを目指す人の道しるべになれるか」だ。

さらに言うと「そこに暮らす方たちに愛され、喜ばれ、いっしょにシアワセになれるか」「そこに暮らせる人たちを愛せるか」だ。人生の本質は青臭くて泥臭いのだ。

そういう価値観や感性、社風がぴったり合って、今回タッグを組むことになった。
というか組んでもらえたのですね。

尊敬するパートナーや仲間たちと、我が弟が責任者として、大好きな地で、地元の方の期待を背にスタートできる。

どんな化学反応を起こせるかもうワクワクなのだ。