有言実行!

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 2月18日。今日から自転車を再開。

まだ寒さが残るけど、目覚めに海から吹き上げる風のシャワーは心地良い。

パロスバーデスの山の麓で相棒のKさんが合流してUターン。再び頂上付近にある我が家を目指す。途中、野生の孔雀(くじゃく)がそこここに出現する。もうありがたみがないくらいたくさん。ヤツらは人に慣れていて、すぐ横を走ってもいっこうに気にしない。それどころか、こっちのほうが避けて走っている。

それにしてもカラダが重い。感覚じゃなくて事実なんだな。両脇から赤ちゃんに抱きつかれたまま漕いでるみたい(肩の上より良いけど)。家に帰ってくる頃にはもうへろへろだ。

それでもこの小さな達成感が清々しい。入念にストレッチして、熱めのシャワーを浴びて一日に備える。

 

今年のボク自身のスローガンに、

「過去最大成長を実現する一年」

「いっさいのやましさ、私心のない愚直で純粋な経営」

を掲げているのだけど、じっと待っていても何も動かない。

今年はこれまで仕込んできたことの収穫と、準備運動や予行演習してきたことを実行に移す年だ。

出張でいうと、

日本に5回(約10週間)、サンディエゴに5回(約3週間)、ハワイに5回(約4週間)、シカゴ&NYに2回(1週間)、他にマル秘(でもないのだけど)の都市に3回(2週間)。

って計算したら20週間。50週のうち20週遠征していることになる。

こんなに遠征ばかりしていられるのも、ボクが不在中の城を守ってくれる幹部、メンバーがいてくれるおかげだ。

「短期(目の前)」の攻めと守りを安心して任せられることで、ボクはどれほど「中長期」の攻めに専念できているだろう。つくづく恵まれた経営者だと思う。

そんな中、今年に入ってロサンゼルス版もサンディエゴ版も、昨年の同じ号の売上を5号連続で上回っている。景気の底打ち感もあるが、それ以上に、新年明けてから100メートル走のペースで全員が全力疾走しているのが大きいと思う。この記録はどこまでも伸ばしたい。

見渡せば、点火しなくても自ら燃えることのできるメンバーが増えていて頼もしい。

ハワイ版も、メンバーの歯ぐきから血が滲むような奮闘ぶりで売上を伸ばしている。昨年末の創刊準備から土日正月返上で走ってきた成果が少しずつ現れてきている。地元日系社会のみなさんの応援にも導かれている。

石に上にも3年。ハワイはこれからの50100年の礎を作る大切な時期だ。上にも伸ばしたいけど、それ以上に深く深く根をおろしたい。大きな幹をつけられるように。

もうひとつの柱に成長しつつある国際教育事業部も、日本サイドの火の玉1万ダース級の営業で、(旅行業界や教育市場が急激にシュリンクする中)鮭が川を垂直に上るように驚異的にアカウントを増やしている。USサイドも過去に例がないくらい充実した顔ぶれが揃ってきた。今は山の中腹すら霞んで見えないけど、国際教育研修の領域で必ず日本ナンバーワン、オンリーワンになるのだ。日本のパートナーの高畠が還暦になるまでに。もう10年ちょっとしかないから急がなくては。

今年はこんな大不況だからこそ、過去最大成長したい。

そして来年はそれをさらに上回る過去最大の成長をしたい。

有言実行。自らの人生をもって実証するのだ。

こんな未熟なライトハウス軍団でも死ぬ気で頑張れば伸びるんだから、ワシらもいっちょ頑張るかい!

まわりのすべての人たちがそう思って全力投球をして、さらにそのまわりの人たちも全力投球して、さらにそのまわりの人たち全員が全力投球になって、いつしかみんな世の中の創り手にまわったら、とても居心地の良い世の中になるにちがいない。