ボクらは移民

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今朝も7時10分に出社。
誰もいない静かなオフィスは仕事が捗(はかど)る。

と、すぐに制作の西村くんと営業の瀬尾くんが出社。8時にはけっこうデスクが埋まっている。

本来仕事はできるだけ朝早くにスタートダッシュを切って、雑務やメールの返信は午前中(できれば始業前)に終わらせて、始業時間(午前9時)というのはトップスピードで通過するのが望ましい。

そして、仕事の「質」と「成果」はしっかり高めながら(これ、絶対条件)、残業時間の圧縮を両立したい。

そこで浮いた時間は、社外の人脈を広げたり、自分を高める本を読むなど、人生を豊かにし、かつ自分を磨くための時間を確保できるよう組織的に取り組んでいる。

その取組みのひとつとして、朝の勉強会のテキストに「レバレッジ(てこ)・シンキング」(東洋経済/本田直之氏著)を使って、「いかに少ない労力で多くの成果を得るか(Doing more with less)」を学ぶとともに、朗読後、具体的に社内でどんな業務をマニュアル化、フォーマット化できるか、グループに分かれて議論している。

来週は各チームから具体的な提案の発表があって、良いアイデアは実際に日常業務に反映させる。

良い会社、良い人生を創るのは決して経営者だけの仕事ではなく、社員ひとりひとりが当事者であり作り手だ。

昨今不景気がささやかれるけど、好景気だったり、追い風のときはつい努力や工夫の手が緩んでしまう。こういう厳しい経営環境こそ、個人と会社が成長するチャンスだ。

こんなときこそ、ライトハウスもLCEも大躍進したいし、こういう時期の成長にこそ価値がある。

差別や、母国との戦争を乗り越えてきた先人の血の滲むような努力と苦労を思えば、ボクたちの頑張りなんてまだまだ甘っちょろい。

そもそも、移民という大きなハンデがあって、アメリカ人と同じ努力で同じ収穫を得られるわけがないのだ。

もっともっと頑張らないと、縁あって国境を越えてきたのに人生がもったいない。

隣の芝生を眺めるのではなく、今立っている足元を掘るんだ。答えは足元にある。と、思う。

そして、ボクら移民は、自分のことだけ考えるのではなく、先人が道をつけてくれたように、ボクらの後に道を残さねばならないと思う。たいへんだけど責任は重いのだ。