プラットフォーム

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 近頃は会社の近所にあるスターバックスにこもって、ライトハウスのグループ全体の事業構想をうんうん練っている。

90年代、マイクロソフトが瞬く間にPCのプラットフォームになった。

今まさにIPad(マック)との熾烈な戦争に入ろうとしているけど、アマゾンが書籍販売(電子書籍のディバイスは60%のシェア、電子書籍そのものでは90%のシェア)の帝国を築いてきた。

ご存知マックは異業種からの参入にかかわらず、大手レーベルや既存の販売ルートと入れ替わりに音楽業界のプラットフォームになった。

この文脈で書くのは少し憚られるが、ライトハウスが「教育」、とりわけ日本におけるキャリア教育のプラットフォーマーになるという野望を抱いている。

もちろん具体的な大作戦があるのだけど、ボクの夢が実現したなら、日本の子どもたちは小学校のうちから、世界中の様々な職業や働き方の存在を知り、たくさんの選択の中から、早い時期になりたい仕事や暮らしたい国を選択したり意識するようになる。

当然実現のハードルは高いけど、具体的にどういう準備をしたら良いか、世界中で今現在活躍する先輩たちからのアドバイスが受けられるから、そのロードマップに沿って努力を重ねたら実現する「確度」は飛躍的に高くなる。日本中の子どもたちに「なりたい目標(憧れ)」を届けるのだ。

もしも彼らがひとつの夢を実現できなくっても、それまで重ねた努力や知識が活かせるフィールドは必ず見つかるだろう。

最悪なのは今みたいに、希望の大学や企業に就職することが目的で、それが叶ったら努力を止めてしまう学生が多いことだ。

学校も会社も、自分が学びたいことを学んだり、自己実現するための「手段」であり「場」でしかない。

「行政の仕事を通して、みんなをシアワセにしたい」と思って、役人になるなら本当に素晴らしいことだけど、「食いっぱぐれしない」からなったようなヤツはサメのエサだ。

「大きな会社に入ることで、日本や世の中を救うようなでっかい仕事をしたい」なら見上げたもんだけど、これまた「安定」のためならライオンのエサだ。

これからの世の中、どんな会社だって潰れるかも知れないし、吸収されることもある。業界そのものがなくなることだってあるのだ。努力して自分を磨き続けないヤツはどこに入っても放り出される時代であることをお父さんもお母さんも本人も気づかなくっちゃ。

リストラになった大手企業の管理職の多くは、気位ばっかり高くってまったく使い物にならないという話をよく聞くけど、そういう話を耳にする度、人間はよっぽど意識して自分を磨き続けなくてはならないと我が身を振り返る。死ぬその瞬間まで弛まない努力と反省(改善)、謙虚さと感謝を持ち続けなくてはならないのだ。

話を戻すけど、日本を救えるのは「教育」だと思う。

ライトハウスが海外でメディアをやってるからこそできるアプローチがある。乞うご期待。

キャリア教育のプラットフォーマーになるのだ。

*近頃、稀につぶやいてます。

 http://twitter.com/komiyamayoichi