登山口のあたりで

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 ふと外を見るとすっかり夜が明けている。

612日の土曜日。今朝は4時に起きて、娘の弁当をこしらえて、スケート場に送って、スタバでコーヒーを楽しみながらお仕事。

5月の月次決算や、LASD&ハワイの週間セールスレポートに目を通す。

創刊から半年を過ぎたハワイが大健闘。ハワイのメンバーの21年前の(ライトハウスLA版)創刊時さながらの全力疾走と、地元のみなさんやアロハストリートの上野社長たちの強力な応援のおかげに他ならない。LA4年目くらいの水準で推移している。

サンディエゴも着実に数字を伸ばしている。売上の数字そのものより、年間契約の比率や契約更新率、取引件数が伸びていることに価値を感じる。71日号から記事も増え、一部のコラムはカラー化する。あくまでも充実した誌面、お客さんに合った提案に重きを置いて地道な努力を重ねたい。

国際教育事業はこのペースで走り切れば、通年で50%くらい成長できるかも知れない。日本のパートナーたちの長年の地道な営業活動がよくやく実を結びつつある。この事業は、今やっている仕込みが数字になるまで平気で23年掛かる。今の現れている数字は23年、あるいはもっと前からのものだ。また、様々な分野の講師やインターンの受入企業など、多くの社外の協力者のおかげでようやく成り立っている。言い換えたらその分他所から簡単には参入できない。

本丸のロサンゼルス版は、各事業部を支えながら単体でも何とか数字を伸ばすことができた。よく耐えている。

景気のいい時に伸びる数字は信用しないけど、こんな不況時に伸ばせた数字は信頼できる。

だけど目指しているのはこのステージじゃない。ここは通過点であり、むしろようやくエベレストの麓の登山口だ。

しっかりと足元を見つめ、一歩一歩地道な努力を重ね、いつかこのチームを頂上に導きたい。