闘魂のキックオフ

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四半期のキックオフ。まずメンバーの問うた。

「去年の今頃より成長しているか?」

もしもこの一年間で何がどれだけ成長したという手応えがなかったらその一年は成長していないのといっしょなことだ。

成長のない一年の繰り返しは、3回でも、5回でも、10回でも1年の繰り返しでしかなく、それをキャリアとは言わないし、自分の価値が下がっていることを自覚しなくてはならない。

なぜならば、歳をとるということは気力も体力もフットワークも落ちること。
傍からもモノが頼みにくくもなる(なってはならないが)

個々人にそれを補ってあまりある成長が求められる。

人格や見識を高め、自他ともに明らかに進化進歩しているか。年齢とキャリアに相応しい成長を遂げているか。

そのためには、毎日の振り返りと反省、翌日から実践する小さな改善、小さな工夫を重ねることの地道な繰り返ししかない。

もうひとつ。

全社員が営業マンである自覚を持つことを促した。

長引く景気で生活者の財布のヒモは年々固くなっている。

5年前、10年前と同じサービス(商品)、同じキャンペーンでは集客は当然落ちる。

ボクらにはもう一段も二段も上の企画力、提案力、デザイン力、お客さんから引き出して実現する調整力が全員に求められる。

全員がさらに自分を磨かねばならない。もっと磨いて日系社会を活性化拡大せねば。

日系社会が栄えれば我々も栄えるし、その逆然り。日系社会と我々は一蓮托生なのだ。

最後に、我々のすべての仕事はひとりでは完結しない。

ひとつの誤字が渾身の企画を台無しにするし、ひとつの契約の詰めの甘さが大切な関係をぶち壊してしまう。

「まわり(他)と比べてベスト」ではなく、「パーフェクト」でなくてはならない。
パーフェクトを習い性にしようと。

ライトハウスは21年かけてやっとエベレストの登山口に立った。

本番かこれからだ。

一切に近道はない。ただ80センチの一歩の積み重ねを地道に続けるのみ。

その地道な積み重ねこそが、個人を、会社を磨き、エベレストの頂上に運んでくれる。

ボクもみんなを物心両面で幸せにできるよう、決しておかしな道に迷い込むことがないよう、命懸けで経営することを誓った。

そして、締めくくりにみんなでハイタッチをし合って第4四半期のスタートを切った。気合い入りまくり。