ムーチョグラッシャス!

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12月29日。雨のパロスバーデス。
久しぶりに書くブログ。

昨日、恒例の友人家族とのマンモスでのスキー合宿から帰ってきた。
遊び疲れか、今朝は目が覚めたら朝8時過ぎ。昨夜は10時過ぎにはベッドに入ったから10時間ほども寝たことになる。どうりで頭もスッキリして気分が良い。

その足でガレージに行って、昨日から洗剤水に浸け置きしておいたタイヤのチェーンを洗う。一年に1,2回しか働かないチェーンだけど、悪路の中、イヤな顔もせず、車重を支え、命を守る立派な功労者なのだ。今年もご苦労さんでしたと肩を揉むように気持ちを入れる。

洗剤水を捨てるのがもったいないので、今度はグルフクラブを浸け置く。

その間にスキー板やシューズ、ポールを濡れ雑巾で拭き取り、クローゼットの中の旅行カバンや登山靴の一角に飾る。飾るって言うのもヘンだけど、ボクにとっては大切なものだから「飾る」感じなのだ。

ゴルフクラブやシューズは、ふだん保管も掃除もクラブハウス任せだけど、今日ばかりは歯ブラシを使って丹念に掃除する。このクラブで散財したと思ってはならない。このクラブのおかげで出血が最小限に収まったと思うべきなのだ。(それにしても仲間たちは月イチゴルファーに容赦がなかった。。。)

こうして自分の身の回りや大切なモノに気持ちを入れて手入れすると、汚れのたまった心の中までキレイに磨かれる気がするのだ。

ガレージでクラブを磨いている時、ゴミをピックアップする清掃職員が我が家の大きなゴミ箱を抱えて運び出す。

外は激しい雨。

目が合って笑顔であいさつする。

この人たちに一年お世話になったなあ、年末だし、何かお礼をしたいなあと思案しているうちに、我が家のゴミ出しが終わって、次に家にトラックは向かう。

思い立って、ガレージの冷蔵庫からシャンパンを抱えて雨の中を走った。

「アミゴー、ムーチョグラッシャス!(我が友よ、とってもありがとう)」

そしたらおじさんも大喜びしてくれて、

「アミゴー、ムーチョグラッシャス!フォーマイフレンド、ワンモアプリーズ」

と向こうでゴミ箱を抱えて走る相棒を指差す。

一瞬苦笑したけど、それももっともなので再びボクは冷蔵庫にシャンパンを取りに走った