この大好きな国で

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いつか日本のアップルになるんだ。
あと5年で日本中の人が知ってるライトハウスになる。
10年でアメリカ人もみんな知ってる企業になる。

そんな想いで2012年からの事業計画を書いては消して書いては書き直す12月の週末。

その間も営業のMちゃんから先週やらかした大きなミスが気にかかって眠れないとメール。何があってもオレに任せろと返信する。命まで持っていかれはしない。

同じく営業のAからは大型受注をした先週の勢いのままメールの返信。この子は今年一番伸びてるひとり。人の倍じゃなく10倍飲み込みがスローだけど、こういうヤツはできないヤツの痛みやつまずくポイントがわかる。

新米のJからは緊急電話。仕掛かりの仕事をやり遂げるために事務所を開けようとして、暗証番号を間違えて警察が来るかもと受話器の向こうで冷や汗。警察がJを逮捕する理由もないから頑張っとるなとひとまず励ます。

振り返ると、営業、教育、オペレーション、制作、編集、サンディエゴ、すべての事業部のみんなが本当に頑張ってくれた一年だった。全員抱きしめたい。だけど来年はさらにさらに高くハードルを上げる。

今歩いてるのは300メートル級の山、というより丘だけど、ライトハウスが目指すのはエベレストだ。求められる目標の高さも、体力も、装備も、覚悟も、リスクも何もかもちがう。

彼らがせっかく縁あって集ったこのライトハウスが、30人が50人、50人が100人、やがて1000人へ。

メディアから教育事業、マーケティング事業、商社、流通、やがて世の中になかったビジネスモデルに。そしていつかアメリカを代表する企業に成長する様を彼らと共有したい。

300メートルに視界から10000メートルになる様をいっしょに見たい。

そんな想いを事業計画を睨みながら強くする。どう埋めるよ、足りないパズルのピース。

せっかく大好きな国で、大好きな仲間と、大好きな仕事をさせてもらって、1ミリの妥協もしたくない。絵の具の最後の1滴まで人生を生き切りたいと思う。

あと2週間ちょいで46歳。遅くないけど、無駄にできる時間はない。