二度漬け厳禁

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国際教育事業部の話。

海外研修で講師候補のリサーチをしていて、サンディエゴに適任者がいたにも関わらず、「遠方からロサンゼルスに来ていただくのは気の毒」という理由で、対象から後回しになっていた報告を受ける。

即座にロサンゼルスとサンディエゴの担当者に電話した。
(今、僕はシリコンバレーなのだ)

やらない理由、できない理由を考える前に、アクションアクションアクション。まず一本の電話。まずドアをノックしなくちゃ。

検証するのはそれからだ。

そもそも、気の毒かどうかは講師本人が判断すること。担当者の個人レベルで判断することがあっては絶対にならないし、許されない。

その人(この場合、研究者や専門家)に出逢うことで、その学生の人生が変わるかも知れない。

それに、その人が適任でお互いの条件が適うのなら、別にボストンからでも南米からでもお招きしたら良いんだ。

その出逢いによって、学生が将来ノーベル賞をもらって、人類を進化させられるかも知れない。人の命がその先で救われるかも知れない。

自分たちの仕事の延長線のあらゆる奇跡を信じよう。自分の仕事や人生に、意義とか目的をキチンと見出していたなら、そんな弱腰の仕事は絶対に有り得ないんだから。

あと、複雑に見えるものをシンプルに考えよう。本質で考えよう。条件も常識も成り行きもいったん横に置いて。

仕事や人生に、後付けのキレイな理由も美しいストーリーもいらない。大阪の串揚げといっしょだ。それは二度漬けか。

不器用でも未熟でもいいから、自分にも人にも言い訳しない生き方をしよう。

あんなに金曜日反省したのに、月曜日からメンバーたちに檄を飛ばしている。歳かも。

さ、次のアポ行ってきます!