麻婆豆腐と八宝菜

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某中国系大手メディアへのプレゼンから帰ってきた。

結論は次回に持ち越しだけど、好感触。

あっちは顧客数が4000社、こっちはせいぜいその1/5。
コミュニティの人口も日系社会は中国系に比べると1/10以下、実数だと1/20くらいだろう。

だからスタンスは、向き合うのではなく、横に立って、夢と大義で全力でオーナーを口説いた。

アメリカのアジア社会やヒスパニック社会が同じ目的に向かってひとつになれば、お互いのコミュニティからお互いのコミュニティにお金や人やモノ(サービス)が循環する。

あなた方が4000社の広告主やコミュニティの繁栄を愛情を持って願っているように、私たちも日系社会のすべての事業主とコミュニティの繁栄を願っている。私たちの大切な存在のためにアクションを起こそう、力を重ねよう。

想いを語っていた僕の体温は100℃超えていたかも知れない。

次回は早々にオーナーと幹部を招いて、トーランスのライトハウス本社で二回戦だ。
この手の商談はどれほど場が盛り上がっても、間が空くと「昔話」になって風化する。急ぐのだ。

マイノリティと言われるアジア系、ヒスパニック系だけど、2つの社会の人口は急増している。
このペースで行くと、40年うちにマイノリティはマイノリティではなくなる。

仮に自分たちが生きている時代に間に合わなくっても、英語でストレートにリーチできない2つの巨大社会を双方向全方位でつなぐメディア連合体&新経済圏を創りたい。そしてアメリカはもちろん全世界に道をつけたい。

そんな意義目的の一方で、ミーティングでは、我々と組むことで、新しく生み出される「明日、手にすることができる日銭」の話もキチンとふれておいた。

「ツライけど、尊いことだから頑張って」は続かない。夢でお腹は満たされないから。

人生(社運)を賭けるに足る夢と大義、社員の今日の暮らしを守る日銭、そのふたつは「両輪」だ。

帰り道、みんなで麻婆豆腐と八宝菜を食べて成功を祈願した。