伝道師人生

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もうすぐ日付が変わる水曜日。

今日は中国系で二番手につけている新聞社にプレゼンに行った。

そう、向こう数年毎日僕は「伝道師」人生なのだ。

同グループは、中国系の日刊紙、台湾系の日刊紙、それに加えて電話帳を発行している。

オーナーのウォルターとは20年来のつき合い。
ウチのメンバーが10人に満たない頃からのつき合いだ。

プレゼンすると、僕らが提案する新しい挑戦に、いつの間にか「大会社の守備型経営者」になってたウィルターは、できない理由とかやらない理由ばっかり語る。

いらいら。。。

そういう話を聞きに来たのではないのだ。

諦めてなるものか。こっちは人生賭けてるんだから。

「ウィルター、あなたが中国系の社会でこれだけ成功した(ホントの話)のは、トライ&エラーで、多くの失敗や試行錯誤を重ねたからだろう!収穫だけの良いとこ取りのビジネスも人生も有り得ない。挑戦があってこそ、初めて可能性が生まれる。未来は誰一人予測がつかないけど、間違いない事実は、今僕が提案していることは、あなたの顧客とあなたのコミュニティ、私たちのコミュニティに有益であることだ。やらない理由がどこになるんだ!」

訴えている声がかすれてきた。歳か、涙もろい。

数秒なのに長く感じた「間」の後、

「今日決めることはできないけど、次回ビールを飲みながら話し合えば、良い作戦が浮かぶかもな」

ウォルターの顔が「断りモード」から、昔よく見た「いっちょやったるか」のいたずら顔を変わった。そうこなくちゃw