出る杭を伸ばす、出る杭になる

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連休の締め括りは、営業のリーダーの廣田さんと、管理部門のリーダーで僕の秘書の間瀬さんと、レドンドビーチの「クレープ・デ・ラ・クリーム」で、赤ワインにカタツムリをつまみに作戦会議をした。

細かい話もいっぱいしたけど、とくに「出る杭を伸ばす企業風土」づくりを彼女たちに要請した。基本を徹底させることは当然として、みんなが持つ個性や自由な発想、創造の芽をくれぐれも摘まぬよう、彼女たちに頼んだ。

これからは「人」。人に尽きる。

さてさて、連休の間、自転車の上やプールサイドやソファに寝転がって「ひとりブレスト」をたっぷりすることができた。満点。

前半は、ポロポロとウサギのそれみたいなアイデアしか浮かばなかったのが、今日の午後になって原油が吹き出したみたいに次々とプランが浮かんだ。

浮かんだはしからTO DO LISTに落として、必要なメンバーにメールで共有して、具体的な指示を出した。

連休が明けるのが待ち遠しかった。

仕事って歳を重ねるほどに面白くなる。(昔から面白いけど)

仕事も人生も逃げると「地獄」だけど、追っかけると、こんな創造的で楽しいものはない。

さらに「山(ゴール)」を高く設定するほど、難易度が上がって退屈しないのがいい。(そもそも、サンダルで登れるくらいの丘はすぐに飽きるし、達成感も味わえない)

さらにさらに、今の時代は「不連続」で、過去の成功体験が通用しないのも、新米企業の僕らにはありがたい。既得権が通用しなくなるし、大手であることが必ずしも優位に働かない。
むしろ、僕らのような決断(決済)の速さ、柔軟性、熱伝導率に優れることは強みになる。

ライトハウスは創業からようやく24年目だけど、2009年か10年くらいまではガムシャラに頑張ってたらそこそこ業績もついてきた。それが、ここ2、3年は加速度的に難易度が上がって、きつい勾配のトレッドミルを走ってるみたいだ。毎年ぐりぐり業績は伸びてるけど、必死のパッチ。

でもタフな時代(環境)は、僕らに取ってすごくウェルカム。

おかげで、経営も、商品(サービス)も、人も、すべてにおいて鍛えられるし磨かれる。アメリカで突き抜ける。世界で絶対に突き抜ける。

百難かかってこんかい、だ。