ありがとう

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12月21日金曜日。もうすぐ午後5時。

ライトハウスは一部の事業部を除いて、今日が仕事納め。
明日から1月2日まで冬休みに入る。

今年も穏やかな気持ちでこの時を迎えることができた。感謝と安堵。

昨夜は、スタッフの家族やパートナーを招いてのクリスマスパーティだった。

ライトハウスの2階ホールで、ご馳走やバンド演奏、ゲームやおしゃべりを60人あまりの「ファミリー」で楽しんだ。

社長の上野と僕は、メンバーやその家族ひとりひとりに、感謝と労いの言葉を伝えて歩いた。

「今年、編集部でも一番力をつけたひとりだぞ。とくに〇〇の記事は素晴らしかったな」

「子育てと家事の両立でたいへんだったろう。よぉく頑張ってくれたね。ありがとう。冬休みはしっかり充電してきてくれよ」

「あの時は、完全に競合メディアに乗り換えたA社さんに、よく帰ってきてもらえたな。オレなら諦めていたかも知れない。学ばせてもらいましたっ。大したもんだぞ」

「ご主人には安心して難しい仕事を任せられます。来年はもっと大きな仕事に挑戦してもらいます。ますますプレッシャーがかかりますが、ご家庭でよく支え、労ってあげてください」

「あの会社はどこにも広告を出したことがないのに、よく信頼を勝ち得たな。そのあきらめない姿勢をライトハウスの社風にまで高めてくれよ。年末は妹さんとの旅行楽しんでな」

「Bちゃん、キミがお母さんとお家で、台割(記事と広告の配置)の読み合わせをしてくれたんだね。ありがとう。キミのお母さんは、毎日ライトハウスが良くなるように、いろんな工夫をしてくれているんだよ。みんながお母さんに感謝しているよ」

「厳しいことばっかり言ったけど、よく堪えたな。とくにリンドバーグはよく踏ん張ってやり切った。来年はもっと厳しいこと言うけど、堪えろよ。ここにいるみんながシアワセになるように力になってくれ。お前にはどこまでも伸びてもらわんとイカンのだ」

「いつの間にこんなに大きくなったんだ。男らしい顔になってきたな。お父さんみたいになれるように頑張るんだぞ。お父さんのお仕事はそれはたくさんの人に喜んでもらってるぞ」

「息子さんは、お客さんにも、メンバーにも、みんなに愛されています。自分に厳しく、常に率先垂範。本当にこの一年もよく頑張ってくれました。どうかご両親からもよく褒めてあげてください」

まだ伝え足りない。伝え切れない。みんなへの感謝の思い。

2012年は、新しいチャレンジの連続。
組織も、個人も、カイゼンと改革の連続。だった。

400メートル走を走り続けるような一年だった。

彼らが愛のない仕事をした時、腰が引けた時、注意散漫な時、泣かすくらい叱りつけた。

誰かの小さな成功、小さな進化を、みんなが大きな拍手で賞賛した。

メンバー、幹部、営業とのコンパでは、冒頭から夢を語った。

「オレたち移民の手で、アメリカを代表するような会社を創ろうぜ、世界的な企業になろうぜ」

夢は思い描いた分だけ必ず叶う。それをこの仲間たちと証明するのだ。

2013年からはさらにお楽しみ。全米に、アジアに、打って出る。

100メートル走のペースで走り切るのだ。天井も壁も頭突きで破壊する勢いで。

さ、もう一回、みんなにありがとう言ってこよ。それでも伝え足りないけど。