感謝を込めて

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47回目の誕生日の朝は山小屋の雪かきで始まりました。

私の誕生日はクリスマスの翌日で、子供の頃はプレゼントがいっしょ。5月生まれの弟をいつも羨ましく思っていました。

さらにウチのサンタは、子どもに偉大になってほしい気持ちが強かったようで、枕元に置いてあるのはリンカーンやキュリー夫人の伝記でした。

挿絵だけ眺めておしまい。せいぜいマジックでリンカーンの髭を伸ばしたり、キュリーをカーリーにして若返らせるくらいです。

読んで改心したり、何かに取り憑かれたように勉強を始める、さらには広い視野を持ち世界を考えるようになる、というサンタの期待にこたえることは決してなく、心は荒んでゆくばかりでした。

その後に続くお正月も、お年玉はすべて母親に「つきあいあってのお年玉。あんたの将来のために預かってあげるんや」と全納させられたので、子供の頃の年末年始の思い出は、フレームが今もバラ色というより、墨色とかねずみ色という感じです。

それから40年くらいの時を経て、たくさんの方との出会いがあり、途方もない支えや導きがあり、今日の日を迎えることができました。

こうして誕生日には、こんなにもたくさんの「仲間」からあったかいお祝いのメッセージをいただけました。ありがとうございます。

子供の頃は少し拗ねてみたりしたけど、大人になってこんなにも素晴らしいプレゼントが待っているとは想像できませんでした。

心からありがとうございます。本当にシアワセです!

新しい一年も、感謝と謙虚な気持ちを持って、全力疾走します。ブレーキなし!