シアワセな日々

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「会長、まとまりました!」

と昨夜、大型契約の報告を弾んだ声で(携帯に)かけてきたのは、新人の絵里ちゃん。

彼女はシアトル版立上げのプロジェクトチームに抜擢して以来、メキメキと頭角を表すひとり。

今日の午後は、先約があったために僕が参加できなかった韓国系の新聞社との業務提携話のテーブル。

2年目の二郎がしっかりまとめてきた。

先方はオーナーから幹部勢揃いの中、良い仕事をしてくれた。

放置放任はダメだけど、若手にも大きな仕事を思い切って任せることって大切だと再認識。伸び盛りの彼らにガンガン機会を提供しようと思った。

さて。そんな若手メンバーの活躍も、後ろで支える中堅メンバーの存在があって成り立つ。

そんな中のひとり、明後日で勤続10年を迎える制作の西村くんを囲んで、今夜はレドンドビーチの「ザズー」でささやかなお祝いをした。

一番印象に残った仕事を問うと、彼が作った広告が出た週末、ガーデナ市の「かんぱち寿司」に長い行列ができ、挙げ句にネタが切れてしまったことだと。

そういう仕事を誇りに思えるメンバーこそライトハウスの宝だ。

僕らのメディアは日系社会と歩んできたし、育ててもらったから、洗練された大手企業のイメージ広告も良いけど、身銭を託してくれる商店のオヤジさんや店員さんに喜んでもらう方がうれしい。「ありがとうっ」「おおきに!」反響がダイレクトに返ってくる。

この先どれだけグローバルな会社になれたとしても、深くローカルに根ざした会社であり続けたい。

難題の日替わり定食あり。今週もまた良い一週間だった。