一番大切に思ってること

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毎朝1時間以上自転車に乗っているものだから、11時を過ぎると腹時計が鳴り始める。

そんな頃、スミスがお母さんと妹を連れてオフィスにやってきた。

スミスは入社2年目の頑張り屋の営業マン。昔はヤンチャ坊主だったようだけど、今では礼儀正しく面倒見の良い好青年だ。

今日は、ハワイから休暇でロサンゼルスに来ている妹のために、一日休みを取っていっしょに過ごしているのだという。

僕や社長、メンバーたちを紹介しながら社内をていねいに案内する。

笑顔で迎える同僚たち。

照れくさそうなスミス。

そのあとに笑顔で続くお母さんと妹。

良い息子だなあ。

この会社には、メンバーの両親やパートナーがよく訪ねてくれる。

他のメンバーたちはそれをいつも温かく迎える。

「アメリカを代表する企業になる」

それが僕の夢であり、目標だけど、それよりももっと大切に思っていることがある。

ここに集うメンバーたちが、この会社で働けて本当に良かったと、家族や大切な人たちに誇りを持って語れる会社にすることだ。

頑張らなくっちゃ、だ。