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4コマ漫画「アメリカは今日もアレだった」

アメリカ暮らし4コマが週前半、愛犬物語が週後半です。

シロツメクサの花は散らない

     そうげんの、あかいてんとうむしでにぎわっていたシロツメクサは、春(はる)をおえていました。わたしが、それまでしらなかったことに、シロツメクサの花というのは、ちらないのです。しろくやわらかかった花のひとつひとつはちからをうしない、しおれますが、ぜんたいとしてはかたいちゃいろにとんがったまま、まっすぐ、空をむいているのです。かれてもたおれず、そのぜんしんで、天(てん)をつくように、かわく。やがてじゅくし、くろい実(み)をむすんでいく。 そんなシロツメクサがたちならぶようすは、すこしむずかしいことばをつかいますけれど、悲壮(ひそう)な決意(けつい)をひめた、要塞(ようさい)の廃墟(はいきょ)のようでした。 そして、その廃墟のいったいだけが、六月の、夏(なつ)まえの、ゆたかなみどりのなかで、きみょうに、秋(あき)のふうけいだったのです。         よいまちぐさは、ゆうがたのものたちのために、あかりをともしました。 蒼(あお)い夕風(ゆうかぜ)のなか、ちいさなフットライトのようなレモンいろが  ふうわり  ふうわり  ふうわり  ふうわり・・ うかびます。 この、やさしいレモンいろのあかりは、しだいに、朱(あけ)のいろにしぼんでいきます。 朱は、せんこう花火(はなび)の、火のしずくをおとすちょくぜんの、のこりだまになります。 そのあと、よいまちぐさたちは、ほそいオクラのような、うすみどりいろの筒(つつ)をのばしはじめます。この筒に、じっくりと実をしこみ、筒はやがて、かるい炭(すみ)のように、かりかりにくろく、かたまっていくのです。     ↓応援のおくりっくをいただけるとうれしいです。

ガウガウを鎮める方法

 こうして、ゴルフボールあそびがいちだんらくすると、わたしは、どうろの縁石(えんせき)にこしかけて、やすみます。  なげだしたわたしの片脚(かたあし)に、ピピは、あごをのせてねそべります。 ・・・ああ・・・  なんて、仲(なか)むつまじい、わたしたち・・・・ そんなふうにかんどうしていたら、こんなことは、たったのいちどきりでした。 ピピは、たいてい、野生(やせい)じみて、いさんでいたのです。 がうがうがうがう!! 「まるで、イヌみたいな」こわい声をだし、わたしの足首(あしくび)に、歯をたてます。血はでませんが、なんだかこわいし、いたいのです。そして、そんなイヌからわたしが逃げこむばしょは、この平(たい)らなそうげんの、どこにもありません。 ・・・・・・・・そこで、わたしがどうしたと、おもいますか?       それは、断固(だんこ)として、クールに、しずかに、無視(むし)する。と、いうものでした。 たとえば、ずっととおくにあるなにか、どこにもない、なにか。 そんななにかを、あきあきして、みている。 ましてや、ピピのがうがうなんて、なんでもない。そういう、いかにもつまらなそうなかおでだまりこくり、じぶんの「ねつ」や「けはい」というものを、けしさるのです。 すると、ピピのこうふんが、 ふっ  ・・・・・・ と、おさまります。 それで、わたしたちは、なにごともなかったかのように、また平和(へいわ)に、行進(こうしん)をつづけていくのでした。 このがうがうもんだいで、ピピのあだなが、またふえました。 がうピー。ガウきー(「き」はきちがいの「き」)。  がうのん(「のん」は、「ノー、だめ」の「のん」)。 小がうちゃん。 と、いったところです。  でも、こんなにたくさん、がうがう関係(かんけい)のなまえをつけたら、わたしにとって、ピピのがうがうはぜんぜん、なんでもない、ことはない! ということが、わかってしまいますよね?         ↓応援のおくりっくをいただけるとうれしいです。 

運命の鍋をおたまで混ぜる人

     60年以上前にもらったボブ父さんの名刺(高校を卒業するとき、そんな習慣があったのだそうです)を、小さな木製の宝箱にずっとしまっていた奥さん・・  ええええ映画や!!!!   つか、ボブ父さんモッテモテ??? と本人に向かって指摘したら、大笑いしてましたが・・  ボブ父さん自身も華のある女性が好みのようで、奥さんはチアリーダー、ボブ母さんはバスケのスタープレイヤーだったそうです。  当時のご当地では二十歳くらいで結婚するのが普通でしたから、もしボブ父さんのご親友が運命をかき回さなければ、この二人が結婚していた可能性は高い。  つことは、ボブは生まれなかったし、とうぜん私と晩婚することもなく、リスキチも生まれなかった。 ご親友、すっげキー・パースン。  この、運命のお鍋かき回しオタマ人の所業は、おそらく60年後にボブ父さんと奥さんが再会し、思い出話をしてるうちに発覚したのだと思います・・ ほおっ・・・   でも  なんかありがとう、タマオくん!!!  名付けるなよワタシ、、     ↓応援のおくりっくをいただけるとうれしいです。

再婚相手

   ボブ父さんの再婚相手は、最初の奥さん(ボブの母)の、お兄さんの、未亡人。 つまり、ずっと親戚でボブの「おばさん」だったし、20年前に夫を亡くしたひとです。 妻を亡くしたボブ父さんの気持ちをよく理解し、支えてあげたのだと思います。  ボブも私も、妻亡き後落ち込んだままのボブ父さんを心配していたので、元気になった姿を見て、再婚相手の「おばさん」に本当に感謝しました。 でも・・・ その相手をまた失ったボブ父さんでした。  つづきます。    ↓応援のおくりっくをいただけるとうれしいです。 にほんブログ村

分かれた人生

   ボブのお母さんが亡くなったのは、私たちが日本で結婚して、私が東京のアメリカ大使館にまだ移民申請をしている時でした。アメリカ大使館で面接を受けたのは、なんとボブ母さんのお葬式の日。私が提出した、ボブがサンディエゴでとってきたアメリカの書類に公印が漏れていて、そこを指摘され そんなん貴国のミスでございましょう!!!と 憤りながらもとにかくボブに伝えるため、大使館待合室の公衆電話からアメリカのボブに電話、、って、その頃ボブはお母さんのお葬式のため、オクラホマに!オクラホマの家の電話番号メモ、持ってきてないようアセアセアセアセアセアセーーーーと そのときわたくしののうみそ、奇跡の緊急時発動。10ケタのその電話番号を思い出してくれました。ありがとう、自分!!!! で電話してボブにつながり、でもお母さんのお葬式の日だからしんみりお葬式の様子なんか話して。。そんなふうに電話を終え、また大使館の窓口に呼ばれると「公印ないけど受け付けます」と言われ、面接にパスしました。面接は偽装結婚を防ぐためのものだから、もしかして電話内容聞かれてたのかしら、、、 などと思ったのを、覚えてます。そんなわけで、妻を亡くし涙にくれているボブ父さんを私が見たのは、それから1ヶ月後のことでした。さてさて、話を戻しましてすれちがい、分かれた二人の人生。 明日につづきます。    ↓応援のおくりっくをいただけるとうれしいです。

文ストのEDに泣きます

文豪ストレイドッグス。 アニメ化されたシーズン1とシーズン2を英語字幕付きで観ました。 文学ファンには厳しく言われることもあるという文ストです。 わたくし、大学では近代文学専攻。卒論は森鴎外さんの一時期について書かせていただきましたが もー、 ぜんっぜんオッケっ ゆか  文ストらぶ♪♪ 文豪さまたちのお名前を久々に聞いて懐かしかったし、違いも面白いし、黒蜥蜴(くろとかげ)だけはチョットマテと思ったが爆 まだ読んだことのない文豪さんたちのお作も、読んでみたいと思いました。   そして、今日のお題のエンディングソング シーズン2の「風が吹く街」。 歌の中の「きみ」「ふたり」は、太宰にとって、織田作さん。 みなさんも、それぞれに「きみ」という存在がおありだと思います。 わたしにとっては、犬のピピです。 そして、じつはもう一年以上前、不治の病にかかり、逝ってしまいました犬のルーシーさん。 母が亡くなって、半年後でした。  ルーシーのことは、悲しくてまだ漫画に描けません。 ピピの最期も、書けるかどうか、怖いです。 でも、ピピに恥じないように生きようとしてきたし、私たち家族を愛し守ろうとしてくれたルーシーの精神を継いでいこう、と自分に言い聞かせ、日々を暮らしています。  へっ?  イヌ?? と思われるかたもいるかもしれませんが、わたし、そうなんですよ。  ピピの話を載せるにあたり、”生き生きと、たしかに存在した”とメッセージボードに書きました。 それが「風が吹く街」の歌詞とかぶっているのを知った時、泣けて泣けて、しかたありませんでした。   ところで この、心の琴線に触れる曲をつくってくれたのが、ラックライフのPONさん。 ラックライフは、高校生の時に同級生4人で始めたバンドで、12年たった今もメンバーは変わっていないそうです。 各メンバーへのインタビュー記事を読むと、お互いの良いところも難しいところもわかり合い、認めている。 個性も風貌もそれぞれ違っていて、文ストのキャラにでもなれそうなところが、これまたヨイ!! ずっーとインディーズで、缶詰め食べながらライブ旅をして、メジャーデビューは、つい昨年のこと。 他の同級生たちが就職、結婚、子供が生まれ、と人生を堅実に進めて行くなかで、こんな若者もいるんだ。 すごいよ!! でも、、、たいへんじゃなかった?  -------と思っていたら、数日前にPONさんへのインタビューがアップされてました。 やっぱり、悩んだんだ-------- それでも、悩む自分を力づけるために歌を書く。 なんでもディスるのが賢そうにみえる世の中だけど、愛と平和が素直に一番!! と大阪弁で言い切る彼に、  ありがとう! と、御礼申し上げます!!  そして、そんな彼らの歌が人気を得る日本の未来も明るい!!  と、うれしく思いますです!!   そんなわけで     ツイ描きましたのがこちら  なぜか出てきたロックなラブクラフトさん。  なんか--------         スミマセン!  でも(?)文ストにラブクラフトが登場した際、ボブは大喜びでした。  ファンなんだ。     ↓応援のおくりっくをいただけるとうれしいです。

もえるゴルフボールあそび

    ところで、この海のそうげんの、みなみの道は、土とくさのみちです。みちのまんなかとちゅうで、北(きた)から来た舗装道路(ほそうどうろ)がちかづいています。 でも、このどうろは、みなみの道にせっするまえに、袋小路(ふくろこうじ)でとまるのです。その袋のさきっぽは、くるまが方向をかえやすいよう、丁(てい)の字のかたちにひろがっています。 この、丁の字どうろのうえで、わたしは、来るとちゅうでひろったゴルフボールをつきました。(ゴルフボールは、そうげんのとなりにある小さなゴルフ場(じょう)から、ころがってくるみたいです) ピチ! ピチ! ピチ! かたいアスファルトにあたって、ボールは、するどい音でくうきにひびをいれます。  さあ、ピピは、わたしがもっているボールがほしくてたまりませんよ。 いきなりジャンプで、わりこんできます。 わたしは、パシリと片手(かたて)でボールをにぎり、ピピの目を  キッ   と、みすえます。「いくよーー」 ピピは、  さっ!   と、わたしからはなれ、いそいで二十メートルくらい先までいって、くるっととまってふりむくと、やっぱり  キッ  としたかおで、みがまえます。  わたしは、ボールをほうります!  ピピ、はしります!?       ・・・・フフ。これはフェイントです。 ボールは、まだわたしの右手のなかにあるのです。 ピピは 「あっ・・」という、かおをしています。 すかさずわたし、またなげる、フリ。 ピピ、はしる。 わたし、またフリ。 ピピはもう、すっかりようじんぶかくなって、ほとんどはしりだしません。 そこでわたし、ほんとうにボールをはなーつ!! 百五十メートルもあるどうろを、ボールは てええええええええええっ!!! ころがりながら、つっぱしります。 追って、ピピも、   てええええええええっ!!!! これは、ピピにとって、とてもしんけんで、もえるあそびなのです。 でも、ある日、私がなげたボールが、どうろでへんにはねたひょうしに、くちをあけてよこくわえしようとしていたピピのほほに、まともにあたりました。 がつん!!!! ぶんしょうか、まんがのせかいのことかとおもっていたら、ほんとうに、「がつん」なんて音が、ひびいたのです。「ちょ!ちょんちゃん!! だいじょうぶかい!?」 わたしは、あわててかけより、ピピのかおをたしかめました。 でも、ピピはなにもいわず、ただ、へいきなかおをしていたのです。?     ↓応援のおくりっくをいただけるとうれしいです。

草ととんぼにかこまれて

    くさ。 こねずみの耳(みみ)をそばだてている、耳菜(みみな)ぐさ。 しろい火花(ひばな)をつるす、かやつりくさ。 星(ほし)の花をかちりとのせた、にわせきしょう。 じゃらじゃらと、吸盤(きゅうばん)のいろをみどりから赤にかえていく、ぎしぎしそう。 そして、ちくちくと、ふかふかと、たのしげにくねる、きんみどりの穂(ほ)の、イヌの子そう。?      うつくしいいととんぼが、そうげんのあちこちにいました。あおみどりのむねと、あおい玉(たま)の尾(お)。むねと尾を、ほそくやわらかなくろビロードでつなげています。この、青紋(あおもん)いととんぼは、けっして音をたてず、無言(むごん)で、たかいくさに、ちりちり、ちりちりと、まるでちいさな鈴(すず)のようにとまっていました。 そうして、わたしは、ここではじめて、薄羽黄(うすばき)とんぼをみたのです。 かれらは、ずんぐりとみじかい、きんいろのからだをしています。かおも、はねも、すべてがうすい黄いろにかがやいています。 いっぴきの薄羽黄とんぼにであって、あたりをみまわすと、かれらはいつのまにか、ひくいそらのように、まわりじゅうをとんでいるのです。          ↓応援のおくりっくをいただけるとうれしいです。

黄金の時間

    日が、長(なが)くなりました。 たばこくさいたてものにこもり、一日じゅうしごとをしたあと、わたしは、やっと、ゆうがたにかいほうされます。 そうしたら、うちへかえって、ピピといっしょに橋(はし)の頂上(ちょうじょう)へ、いっきにかけあがるのです。 橋をのぼるあいだ、たいようは、ずっと真正面(ましょうめん)からわたしたちをてらしています。わたしたちのまわりのせかいいったいは、ぜんぶ、きんいろです。それは、一滴(いってき)の朱(しゅ)もまじらない、じゅんすいなレモンのきん。はるも、なつも、あきも、ふゆも、こうはいきません。はるの花と、新緑(しんりょく)のきせつをおえ、つゆがくるまえ。その、ほんのいくにちかにだけ、この、黄金(おうごん)の時間(じかん)はそんざいするのでした。        そうげんでは、たいようは、その手足をおおきくおおきくひろげました。のびやかに宙(ちゅう)にふんばる、ほこらしい、ふとい手と足。 その加護(かご)のもと、わたしとピピは、めぐみのそうげんを駆(か)けました。ピピのせなかが、きんいろになります。その、きんのいきものは、きんのくさをかすめながら、わたしに伴走(ばんそう)します。 やがて、じかんとともに、ながいかげが地上(ちじょう)にあらわれました。すべてのくさの、すべてのくきが、するどいかげのしっぽをのばします。地上は、そのなんまんもの平行線(へいこうせん)に、ぎっしりとうめつくされます。 くさの葉(は)は、赤とみどりにすきとおり、くきは、黄(き)としろにもえたちました。     ↓応援のおくりっくをいただけるとうれしいです。

親友

   うわあ。 じつは両思いだったのにーーー この「親友」のせいで、ボブ父さんてば真実と逆「失恋」っ。  うーむ。 「友だち」って、けっこうムズカシイ存在のような気がします。 じつは、私にも、私が悪いんだけど、友だちを介在させたことで曲がりくねって相手を傷つけてしまった思い出が・・ それは、やっぱり高校生のとき。 両思いになったけど受験勉強で忙しくしてた先輩から、卒業前にデートの誘いの手紙をもらいました。 けど私、その時にはもう、その人から心が離れてたんですね。だから、おことわりの返事を書こうとおもう・・・って、友だちに話しました。 そしたら友だち、「そんなこと書いたら傷つくよ。何もしないでこのまま離れたほうがいいよ」と、アドバイスくれた。 私も、「そうか・・・、そんなものなのか」って考え直して、友だち案を採用した。 私が決めたことですが これがけっきょく、相手をきずつけてしまったように感じました。 ・・・スミマセン・・・・  やっぱし、正々堂々、直に伝えるのが一番。 とはいえそんな勇気がないから、ついトモダチにすがってしまうのが思春期なんですけどネ。。  あ、ボブ父さんと奥さんのラブストーリー、まだ来週につづきます。     ↓応援のおくりっくをいただけるとうれしいです。  
4コマ漫画「アメリカは今日もアレだった」」ブログは「4コマ漫画「アメリカは今日もアレだった」」さんの著作です。 上記は 2017-03-23 13:34:24 にキャッシュした内容です。 そのため、このページは最新版でない場合があります。 最新版はこちらです。

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