南米親子旅 その4
- 2008.04.16
- 日記

小さな空港に降り立てば高い建物がないから空が広い。緑と青の風景。
空港からボクらの宿泊先のシェラトンホテルに向うべく、タクシーの運転手と料金交渉。ひとまずは40ペソで手を打って2台に分乗してホテルに向う。
ジャングルを分けるくねくね道を小さな車の窓を開けて高速で走る。
ただ、いかんせんスペイン語とわずかな単語を並べた英語なのでどこまで正しく理解できたか怪しい。
そのやり取り自体が楽しいのだけどね。
結局、翌日のパラグアイとブラジルの二つの隣国観光もお願いしてその日は別れた。
それからボクは、一時間後に申し込んだツアーまでの間、たまった洗濯物をバスタブで手洗いする。
ゴシゴシゴシゴシ。
ボクは、旅行でも出張でも、荷物をコンパクトにまとめるために衣服は最小限にして、どの日にクリーニング(あるいは手洗い)をするか毎回緻密に戦略を立てる。そのやり繰りは、プロ野球の監督がピッチャーのローテーションを練るのに似ているかも知れない(叱られるか)。
そしてその工夫が認められて「それで2週間分の荷物ですか」なんて感心されると、小躍りしたいくらいうれしくなる。
はてさて一時間後に再集合してツアーに参加。
まず荷台に長椅子を並べたトラックに乗ってジャングルを走る。
途中で車を降りて、今度は歩いて坂道を下るとふいに川が現れ、繋がれたパワーボートに乗り込んだ。乗り込む時に頑丈なビニールの袋を渡される。水に濡れても良いように荷物を詰めておくための袋だ。
無数の滝を麓から眺め、同乗の観光客たちが感嘆の声をあげたのも束の間、ボートはザブザブと舳先を滝の中に突っ込んだ。
ボートがバックすると、青空の下でお年寄りも若者もみんなボートの上で大笑いしている。髪も洋服もビショビショのままで。
そして2度3度とボートが滝に突っ込む度にオトナたちは子どもになって喜んだ。
困った顔をしているのはひとり、うちの親父だけだった。