Kさんの挑戦
- 2009.06.13
- 日記

日本の友人Kさんからカミサンのもとにメールが届いた。
以前、ご主人の駐在でロサンゼルスに住んでいたKさん一家とは、家族ぐるみのつき合いで、数年前に帰国されたが、その後も家内とメールのキャッチボールが続いている。
メールには、長年家族を内側から支え続けて、ようやく育児の手が離れたKさんの新たなチャレンジがこんな風に綴られていた。
「二社の面接に挑みました。久しぶりのスーツはスカートが短くて恥ずかしかったです。
面接に行くと皆さんラフな服装で、ひとりスーツの私は思い切り浮いていたけど「私は私」と開き直りました。
結果ひとつの事務所から採用通知をいただき、再来週からパートに行く事になりました。
平日の数時間だけど新たな一歩と今からわくわくしています」
息子や姪っ子の卒業式が続いて、「新たな一歩」は子どもたちばかりと思っていたけど、とんでもない。
Kさんのメールを家内の画面の脇からのぞきながら、この世に生きている限り「新たな一歩」の連続、人生って挑戦し続けることなんだって背筋が伸びた。
Kさんのチャレンジにこっちまでワクワクする。
もう一方で、Kさんの文章にふれて、ライトハウスに入社する新入社員やパートさん、インターンに来る若者たちに対して、ボク自身が少し鈍感になっているのに気づいた。経営者としての感謝が足りない。
もちろん、新入社員のみんなに挨拶もしているし、励ましの言葉を掛けている。
だけど、「こっち」からの言葉で、相手の気持ちを汲み取る努力を疎かにしているのだ。
最初に交わす数分、いや数十秒のあいさつ。彼らの緊張した面持ち。
そこに至るまで、彼らは数多の会社からライトハウスを選び、勇気を出してコンタクトしてくれて、例えそれがパートや期間限定であっても、自分の大切な人生の時間を預けようと心に決めてくれたその人なのだ。フルタイムや家族持ちであれば殊更、悩み迷い決断にエネルギーを要しただろう。
「早く慣れて頑張れよ」の前に、「大切なあなたの人生を託してくれてありがとう。あなたに恥じない経営ができるよう私も頑張ります」の気持ちが先だと思った。
経営者に慣れちゃいけないと反省した。
Kさんに感謝。