肉離れから一週間。 すぐに氷で冷やしたのが良かったみたいで、ずいぶん回復した。 もうそろそろバイクもいけそうだ。 昨日は朝と晩、プールで感触を確かめるようにして泳いだ。 今朝も家族が目覚める前に、9ホール回ってきたけどちっとも痛くない。 ハワイの社員旅行では、地元チームとソフトボールの対抗戦があるのだけど間に合いそうだ。 ゴルフから帰ってきて、靴磨きと便所掃除をした。 毎日、幅広のペリカンみたいなボクの足を包み、重たい身体を支えてくれる靴。 こうしてたまに、キュッキュッ、キュッキュッと磨いてやると靴も機嫌が良さそうに見える。いつもご苦労さん。 便所も、雑巾で手を入れて、便器の裏側までピカピカに […]
歩き続けたら必ずゴールに辿り着ける。 そんな金言を思い起こさせてくれるキッチン大掃除であった。 無事、完了。 どの引き出しも整理整頓されて、それを見るのが楽しいこと。 引き出しや戸棚を開けたり閉めたり。 カミサンに、その勢いで食料庫とガレージもいってみるかと促されるが、エベレストを登ったその足で、南極を単独走破したという話は聞いたことがない。 来週は待ちに待った社員旅行。 今年はハワイに行くのだ。 今年の前半戦は、ロスもサンディエゴも、抜けたメンバーの補強がままならず、そのうえ大不況が重なり、クオリティと業績を維持するのに、2倍も3倍もパワーがかかった。 加えて、20周年のイベントの連発で、文 […]
土曜日の朝。 日本に引っ越す弟の食器を引き取ったのを機に、思い切ってキッチンの本格的な整理を始めたものの、やるほどに収拾がつかなくなっている。 ふと、山登りを思い出した。 途方もなく高い山。歩いても、歩いても、風景が変わらず、自分が前進していることが確かめられなくって、泣きそうな気持ちになることがある。あの感じだ。 このまま遭難するのではなかろうか。 コンセントのない揚物器、洗ったまま捨てられずにいる牛乳瓶やスシボーイのパーティトレイ、釜飯弁当の陶器の器、ペットボトルのふた、ふたのないパッキン、パッキンのないふた。 さぬきの里のお節の重箱は5年分あった。 いただき物のカキ氷器、アイスクリーム製 […]
今朝は、うちの社屋の2階で7時半から(南カリフォルニア日系)商工会議所主催の名刺交換会をやっている。朝早くから50人くらいのビジネスマンが集まって、活発にネットワーキングに励んでいる。 ロサンゼルスは、この日商とJBA(日系企業協会)の2つの大きな団体があるんだけど、そのどちらも、会員企業やその家族が異国の地でうまくやっていけるよう様々な催しをしてくれている。 世界のあちこちの日系社会を見て回ったけど、事業を営む者にとって、このロサンゼルスはもっとも恵まれた都市のひとつだと思う。感謝すべきことだ。 一方ボクらは、1階の社長室で営業メンバーを集めて、後半戦に向けて、個々人のシフトチェンジとパワー […]
7時40分、オフィスから。 今朝はオフィスに一番乗りできた。 週末の肉離れで自転車はしばしお休み。 5時半に起きてから出社までの間は、メールの返信を書いたり、昨日決めきらなかった案件をフレッシュな頭でジャッジする。朝の時間は濃密だ。 営業メンバーの日報に目を通していたら、ある会社から、本社の決定で、日米すべての広告を7月以降キャンセルしたいという通達がきたそうだ。ここは、大口のクライアントのひとつで、うちにとってもイタいけど、間に立つ現地責任者の方はもっとツライだろう。 今年に入って、大きな会社ほど、東京本社の電話一本で年間予算が大幅カットになったり、まったくゼロになってしまうところが出ている […]
なんてこった。 ソフトボールの試合中に肉離れをしてしまった。 オマケにリーグ設立から負けたことのなかったチーム伊藤忠に、逆転サヨナラを喫してしまうし。泣きっ面にスズメバチ。 午後からはアイスノンをふくらはぎに充ててひっくり返っていた。 となりの部屋では「好きなことばっかりやってるから、バチが当たったみたい」とカミサンが電話で話している。オレのことかい。 それにしても、運動会が終わってからで良かった。 いや、息子の学校のリレーが終わってからで良かったと。 夕方、広告代理店のオーナーで友人のAさんが遊びに来るので、近所の中華を注文。息子とドライブがてらピックアップにいった。 息子がボクのi-Pod […]
食後にバスケットボールはするもんじゃない。 近頃、息子が生意気な口をきくから、スポーツでコテンパンにいわせて、父親の威厳を保とうと思ったら、コテンパンに返り討ちにあったうえに気持ち悪くなった。 だんだんと子供騙しのカードが消えていく。増長させる結果となってしまった。 そんなことで大いに悔しがっていたら、近所迷惑な大声で、家内が「こんな時間に近所迷惑でしょ」と迫る。 仕方なく、いや、改心して、ボクの書斎で息子と宿題をやっている。 今日は月に一回の、息子の補習校でのキャリアの授業だった。 ゲストに牛角のアメリカの社長の早川さんに来ていただいて、外食産業について、また牛角グループの壮大な夢について子 […]
ボクの知る範囲で、日本の雑誌の中で「日経ビジネス」が1番良識と情熱を持って作られていると思う。構想の大きさと取材の深さには舌を巻いてしまう。 昨今、出版不況の原因が「今のヒトは本を読まなくなった」とか「不況で小遣いが減ったから」なんて言われるけど、週刊誌や女性誌に限っていうと、見放されてしまった雑誌も多いのではなかろうかと思う。 日本の一部の週刊誌や女性誌の新聞広告を見ていると、これは作り手の底意地の悪さやコンプレックスが根底にあるのではと、首をかしげてしまうような悪意に満ちた記事が多い。 読むだけで気が下がる。日本でいつも感じるのは、判断のつかない子どもが乗っている電車にこんな広告出させるな […]
日本の友人Kさんからカミサンのもとにメールが届いた。 以前、ご主人の駐在でロサンゼルスに住んでいたKさん一家とは、家族ぐるみのつき合いで、数年前に帰国されたが、その後も家内とメールのキャッチボールが続いている。 メールには、長年家族を内側から支え続けて、ようやく育児の手が離れたKさんの新たなチャレンジがこんな風に綴られていた。 「二社の面接に挑みました。久しぶりのスーツはスカートが短くて恥ずかしかったです。 面接に行くと皆さんラフな服装で、ひとりスーツの私は思い切り浮いていたけど「私は私」と開き直りました。 結果ひとつの事務所から採用通知をいただき、再来週からパートに行く事になりました。 平日 […]
6月10日、快晴のもと、無事息子の中学の卒業式を迎えることができた。 オープニングはブランスバンドの演奏の中、名前を読み上げられた卒業生が壇上に上がって、担任教師から卒業証書を受取り、いったん担任のとなりで笑顔をこしらえてから席に着いていく。ここがシャッターチャンスだ。 早々に我が息子の名前が呼ばれて、望遠レンズで担任教師にフォーカスを合わせるも、いつまで経っても息子が舞台に上がってこない。 おかしいぞ。と、思って席の方を見渡すとすでに息子は座ってるじゃないか。 なんと。舞台の左右から入場していたのだ。いきなり決定的なチャンスを逃す。なんてこった。 まぁカミサンがビデオ回している […]