僕たちの今日の一歩

僕たちの今日の一歩

「おはようございます。ジャスト1000組です!!!」

今朝の6時44分、プロジェクトのリーダーの廣田さんからのMessengerが届いた。

明日から始まる「日本の大学説明会2020秋」の参加申し込みが1000組を超えた瞬間だ。

アメリカを中心に、ドイツ、ガーナ、ブルガリア、ロシア、ヨルダン、ペルー、ブラジル、ウガンダ、カナダ、パラオ・・・、世界中から参加登録が入っている。それもその国の出身者と思われる馴染みのない名前が目立つ。

「時間をかけて関係を作ってきたことが生きていますね」

廣田さんから続けてMessengerが届いた。

4年前にこの説明会を始めた頃は、実際にホテルや会場を借りて、大学関係者とプレゼンテーションをして都市から都市を回った。少ない会場では参加者が10数名ということもあった。

ズッコケてばかり。試行錯誤は今も変わらないけど、会を重ねるごとに、参加者も参加大学も増えていった。

参加大学の顔ぶれは、日本全国からオールジャパンの名に相応しい大学が名を連ねる。

今回は、北は岩手大学から、南は九州大学、立命館アジア太平洋大学まで、18の大学が参加。英語と日本語で11日間に渡ってプレゼンテーションをする。世界中どこから来ても、必ずその学生にフィットする、成長を助けてくれる大学が見つかるだろう。

まだまだ道半ばだけど、この実現の背景に、「日本の大学という選択肢を若者に提供しよう」と、広報やアドバイス、紹介、推薦、会場提供など、ここに書き切れないくらい多種多様な支援をしてくれた方たちの存在があった。立って寝なくてはいけないくらい、どこにも足を向けて眠れない。

アメリカの学費はすさまじく高い。住居や生活費も高い。卒業までに30万ドル、40万ドルかかることも珍しくない。あのオバマ元大統領が40歳を過ぎても学費ローンを抱えていたように、重い学費ローンを払い続ける人や、途中で断念してしまう若者を見て、このままではいけない、自分たちに何かできないだろうか。そんな思いの中から、「アメリカの高校生に日本の大学進学という選択肢を提供する」このプロジェクトはスタートした。

日本は本来モノづくりが滅法強いし、観光産業、医療、福祉などホスピタリティ産業に限りないポテンシャルを秘めている。だけど、世界の人を相手にした時に、コミュニケーション力で割りを食ったり、もどかしい思いをしてきた。

そんな日本に、世界(多様性の中で)で育った若者たちのコミュニケーション力が加わったら、鬼に金棒、大国にも正々堂々と伍していけるだろう。そして日本を知る人、愛する人が増ええることは、武器もお金も使わない戦争の抑止力になる。

僕たちの今日の一歩がそこにつながっている。

https://bit.ly/2HYYtKg