今年食べた朝ゴハン部門で1番おいしかったかも知れない。 9月5日の日曜日。 ボクは今萩の伯母の家に来ている。 伯母が漬けた萩の魚のみりん干し。 庭の畑で今朝摘んだばかりのオクラの和え物。 地元名産のかまぼこと竹輪。 ちらし寿司と温かい味噌汁。 伯母、退院したばかりの親父、弟と囲む食卓がこんなにおいしく感じられるのは、新鮮な地の素材と伯母の腕もあるけど、親父の生活環境が整いつつあることが大きいようだ。 今年の7月にいっしょに九州旅行をした親父が、自転車で転倒して入院したのはボクが日本を後にしてアメリカに帰ってきたタイミングだった。 近所の方が救急車を呼んでくれてすぐに病院に運ばれたが、親父は何を […]
今日から子どもたちの新学期。 息子は今日から高校一年生だ。 ついこの間までTボール(野球の原型)の送り迎えをしてた気がするのにもう高校生だ。まだまだカラダはボクよりひとまわり以上小さいけど、夏休みに入った頃、プロレスをしたらけっこう強くなっていて驚いた。ヤツが高校のうちに負けそうだ。鍛えねば。 午前7時に2人を学校に落として、7時15分には会社に到着。 「ふだん」のリズムに戻った。 会社にはすでに編集長の川嶋と、教育事業の鎌塚が出社していた。 今年から年明けにかけて入社丸10年の2人だ。 彼ら幹部のプロ意識と責任感でライトハウスは成り立っている。 彼らにすっかり日常の業務を任せられるから、ボク […]
昨日は関西大学、今日は同志社大学の研修生たちにレクチャーをさせてもらった。 みんなすごく前向きでビュンビュン手が挙がる。表情も豊かで、こういう若者たちにはもっともっと伝えたい、あれもこれも伝えたいと俄然チカラが入る。 近頃の若者は、なんて聞かれるけど、なんのなんの、熱くて気分の良い学生はいっぱいいる。日本の将来は決して暗くない! 振り返れば、国際教育事業に乗り出して10年目になる。 情熱以外はナイナイ尽くしで始めた事業が今少しずつ開花している。 最初の頃にインターンや研修に参加した学生はもう30歳くらいになるだろう。 当時、今よりさらに名もない会社だったライトハウスのプログラムを日本中の大学や […]
出版の仕事はアメリカの中で完結するけど、国際教育事業の方はフィールドが日米であることと、顧客である大学や専門学校の要望で、よその会社や個人とタッグを組んでプロジェクトを推進することが多い。 1000倍もあるような大きな企業と組む時も、先方はちゃんと我々をその分野のエキスパートとして尊重してくれるし、もとより我々も心強いパートナーとして全幅の信頼を寄せる。 だから相手の大小、受注関係(発注側、受注側)に関わらず、「学生に最高の価値(体験)を提供する」一点にベクトルを重ねて、チカラ以上の成果を上げてくることができたと思っている。 ボクは威張ることが大嫌いだし、威張られることも好まない。人間いつ立場 […]
幼少は荒くれ者やろくでなしの多い漁師町で揉まれ、10代をガサツで汗臭い男子校の寮生活と船の中で揺られて生きたせいか、男社会しか知らず、女性と接するのに自信がない。 学生時代、女性の多い家族で育った仲間たちは、オンナってのはあつかましくって図太い生き物なのだと訳知りに語った。 えっ、おまえのあの姉ちゃんがそんなこと!?なに、あんな顔してそんなこと考えてたのか!?みな遠い宇宙の話だった。 数少ない女友だちは一様によそいきの顔しか見せてくれないし、規格外の母親はさっぱり参考にならないから、何十年経った今もボクの中で女性は複雑でデリケートな存在だ。 言うなれば、女性はガラス細工、オトコは象が踏んでも壊 […]
日曜日の朝9時過ぎ。 今朝も早起きして、3ホールだけ歩いてゴルフをして、自転車で山を走って、プールで軽く泳いで、お腹ペコペコで娘と朝食をとった。 ボクが泳いでいる間に娘がこしらえた雑炊とサラダと目玉焼きとバナナとヨーグルトのデザート。美味い。 「食事、傾いてないでしょ」と娘。 彼女は時々日本語が怪しい。 「それを言うなら、食事が偏ってないだな」顔を見合わせて大笑いする。 ふだん、ボクは雑炊やおかゆは口にしない。朝ゴハンの雑炊には少しワケがある。 カミサンと息子が日本に里帰りをしたのが3日前。 これを機会にゴハンの炊き方をおしえてちょうだいと張り切る娘。 夕食後良い気分だったボクは、新聞から目を […]
3週間にわたる息子のライトハウスでのインターンシップが今日で終わった。 うちのメンバーにはずいぶん世話をかけた。というのは、想像こそしていたけど、実際のヤツのシゴトにふれてしみじみ思った。 昨日のランチタイム、息子がドジャースの歴史について翻訳したものをボクのところへ持ってきたのだけど(それも得意げに)、誤字脱字のオンパレードで、これ最初から訳した方が早いじゃん、というのが正直な感想。 オマエ、推敲して持ってこいよ。 そんな、みんなに面倒を見てもらい、かわいがってもらい、ちょっと甘かったかなとも思うインターンシップだった。本人は働くってたいへんなことなんだねと言うが、1/1000もわかってない […]
日曜日の午後。 午前中は8月にふさわしい熱暑の中、オートバンクに25−5で快勝。 リーグ後期の最初の公式戦を飾った。 週末はたっぷりカラダを動かして、どっさり本を読む。 そう、昨日は午前中ソフトボールの練習とゲーム。午後からは自転車で山を走って、夕方は水泳。寝る前に卓球とバスケットボール。 週日の疲れは、週末にこうして思い切りカラダを動かすと吹き飛ぶもんだ。 ここちよく疲れているから毎日気絶するように眠れるしね。 ふだんは試合の後、若者たちとラーメン屋に寄り道するのだけど、今日は娘が留守番する我が家に直帰。 アタマの芯がイタいくらい冷たいソーメンをこしらえてやる。 (と、言っても茹 […]
先月日本に行った時、弟と、親父を温泉に連れていった時のこと。 近頃は良くしたもので、温泉に行くと体重計はデジタル化され、気の利いたマシンなら体脂肪まで瞬時にわかる。 その博多の温泉には「アスリート」と「ふつう」ボタンがあったので、迷わずアスリートボタンを押して台に乗る。と、ほどなくピピーッと電子文字で「12%」と表示。うん、満足じゃ。鍛えてるもんね。 それを隣から眺めていた弟が、 「にいちゃん、アスリートは言い過ぎやろ。ふつうにしときな」 (ケッ!)何を言う。弟のクセに。 言われるまま、ふつうボタンで台に乗ると今度は24%。 乗るんじゃなかった。 職員に尋ねて、「アンタはふつう」と言われたら気 […]
朝6時。ようやく明けてきた外は薄曇り。 書斎から眺める風景は8月なのにちょっと寒そうだ。 メールのチェックが一段落。(と、思ったら片山からの返信がもうこの時間に返ってきた) 最近、外部パートナーにも知恵を借りながら、既存のインフラを使って収益性をアップする方策を練っている。収益性アップというと、リストラやベンダーさんへのしわ寄せが浮かびがちだけどそれだけではない。 まだまだうちなんかは工夫の余地がある。 こんな解答も参考書もないパズルに知恵を絞る毎日は楽しいものだ。 「広告をいただいたお金で発行する無料の日本語情報誌」というのは、「手段」であって「目的」ではない。20年やってこれたけど、次の2 […]