石井龍二さんと阪本啓一さんの話
- 2006.10.24
- 日記

今日は10月24日晴れ
前回の更新から2週間。今回はその間にお会いした石井龍二さんと阪本啓一さんのお話をします。
10月11日(火)
AFC社長 石井龍二さん編
本誌「アメリカで成功する独立・企業マニュアル」で取材にご協力いただいたAFCの創業社長石井龍二さんと二人で会食。
夕方6時半に待ち合わせて、次に時計を見たら11時をまわっていた。一代で年商400億円($340ミリオン)、2300店舗の寿司チェーンを育てた経営者の夢や哲学、情熱、悩み、そしてプライベートまで、深い深いお話を伺うことができた。誌面ではスペースの都合でカバーし切れなかった、成功のウラにある数多くの失敗の話がとくに面白かった。「失敗ばっかり」と笑える人は強い。
石井さんはほぼひとまわり年上の辰年。だから「龍二」なんだと。アタリはソフトだけど、深い話をするほどに強い信念を持つ剛速球経営者だと思った。
やっぱり夢を追いかけている人はカッコいいし、いっしょにいて気持ちがいい。私も後に続きたい。
10月17〜22日
JOYWOW代表 阪本啓一さん編
本誌マーケティングのコラムを執筆いただいている阪本啓一さんをお迎えする。今回はアメリカでの講演会のために渡米。本誌読者とJBA会員、そしてライトハウススタッフに向けて3回の講演をしてくださった。
阪本さんはマーケティングやブランディングの分野で、日本では多くの企業やビジネスマンに支持を得ていて、私も数年前にリクルートのある部長から、本質で勝負するカリスマコンサルタントとして紹介してもらった。お金の話はいかにも品がないけど、阪本さんの一回の講演料は50万円を超える。それでも国内外から引っ張りだこなのがすごい。
今回はビジネスだけでなく、スピリチュアルな話も多いので、どんな風に受けとめられるか観客の反応が気になったけど、熱心にメモを取る方が多く、旭屋書店さんが会場に出展した「著者の本コーナー」はたいへんな売れ行きで、講演後に阪本さんの前にできた長い行列も延びる一方だった。大成功。
阪本さんの哲学の根底にはいつも「愛情」がある。
世の中が良くなってほしいという想いがある。
だから阪本さんも私も立ち位置はちがうけど、すごく共感できるし、同じ方向にベクトルが向いてるって感じられる。事業も、「数字(売上、利益)」も大切だけど、それよりもっと「顧客の幸せ(満足)」「お客さんや社員(店員)の笑顔」を追いかけろと、言うことがイチイチまっとうでうれしくなる。
阪本さんとはこの春、新橋で鍋をつつきながら語った。
阪本さん、実は人生のギアチェンジをすることにしました。
「今のままでも十分幸せだし、仕事も充実しています。何より楽しいし。
お客さんにも社員にも家族にもすべてにおいて恵まれています。
ついてきてくれる社員がもっと稼げる会社にはしたいけど、それ以外は120点満点。
このまま事業を続けていったら年商20億や30億の会社にはなると思います。
でもそれじゃあ世の中を前に動かすには程遠い。
もっと言うと、教育分野で日本一の会社を創りたい。
日本人の誰でもが、世界中で働いたり、暮らせるような世の中を創りたいんです。売上規模で言うと1000億円くらいの会社にしないと世の中に影響できないと思うんです」
阪本さんは真顔でこっちを向いて、
「大丈夫。1000億いけるよ、コミちゃんは」ふつうに言う。
「やっぱりですか」
人が聞いたらビールを吹くかも知れないけど、私の中では安心したし、阪本さんが何の疑いもなくそう言ってくれることがうれしかった。
ふしぎな感覚だけど、実現性に何の疑いもないけど、私利私欲を極力捨てて、「利他」(世の中の利益を第一に考える)の心でのぞまないと、事はなしえないと思った。そして、夢の途中で慢心したり、志を失った時が危ないなと感じた。
阪本さんの帰国前日、ごく親しい友人を招いて自宅でささやかな打ち上げパーティを催した。
この日は私がお店のマスター。
カウンターに入って、みんなのシャンパンやワインをサーブしながらおしゃべりを楽しんだ。
温かい空気の中で、今回の講演や、阪本さんとふたりの時に教えてもらった言葉を思い出した。
「笑顔と天国(ポジティブ)言葉でいこう」
「仕事も人生も、(正しいこと)から(楽しいこと、ワクワクすること)を大切にしよう」
「(嫌なことも、辛いことも)すべてひっくるめて受け容れよう」
「悪いことは起こらない(すべて自分や世の中にとって必要であり必然)」
「首から下で考えよう(直感を大切にしよう)」
「人を許そう、自分も許そう」
「両手ぶらん力」(力を抜いて、流れに身を任せよう)
「欠点に目をつぶり、長所を伸ばそう」
「ねばならない(MUST)を捨てよう」・・・・・。
これだけで人生がうんと輝いて豊かなものになりそう。
そんな宝石のような言葉の中でも一番の「お気に入り」がある。
「カンベンしてほしいことが起こったら、【そう来たか】と笑うクセ(習慣)をつけよう」(まず理屈抜きで、笑顔の表情を作るのがコツ)
これさっそく実践している。不思議なことにホントに心がザラつかなくなる。
それでもって、冷静かつ相手の立場にも立って考えられるようになる。
「社長、〜でもう手の施しようがないです」「そう来たか(笑)」
「調子よさそうやんけ。金貸してくれへんか」「そう来たか(笑)」
(深夜。風呂上りにビールが切れているのに気づいて)「そう来たか(涙)」
「アンタ、それって私のせい!(怒)」「そう来たか(笑)」
「〜さんが、お支払いの件で逆ギレしました」「そう来たか(笑)」
ねっ、使えるでしょう!お試しください。
*注意
「そう来たか」を声には出さないでください。