長谷部誠さんの本
- 2011.12.05
- 日記

日曜日の午後。
友人の勧めでサッカー選手長谷部誠の著書「心を整える。」(冬幻舎)に感動感服。
少していねいに読書日記を書いた。
長谷川さんは若いけど、日本代表チームのキャプテンに選ばれるべくして選ばれているのですね。いっぱい教わりました。
借りてから少し放置してたのだけど、読み始めてすぐに脱帽最敬礼。最初、若いアスリートの書いた本なんてと先入観を持ったことを反省しました。。。
ここ一番に最高のパフォーマンスを発揮するための日常の努力や習慣は、そのままビジネスや経営の世界に当てはまる。
たくさんの学びの中でとくに勉強になったのはこの一節。
「チームメイト、監督、スタッフ、事務所の人たちなど、まわりには支えてくれる人たちがたくさんいる。その人たちを支えているのはそれぞれの家族だ。みんなの助けがあってこそ、僕はピッチに立つことができる。
だから僕は関わる人たちだけでなく、その人たちの家族のことも思いやれる人間になりたい。
両親の誕生日には必ず電話をしたり、プレゼントを贈るので、友達からは「オマエはマメだよな」と言われることがある。
けれど本当に感謝する気持ちがあれば、お世話になっている人に何かすることを面倒に思ったりはしないはずだ。
少しでも時間や労力を取られるなあと感じたら、それは心から感謝していない証拠かもしれない。
感謝する能力はいくらでも伸ばせるし、それに感謝は自分のためでもある。
もし自分が感謝の気持ちを忘れなければ、まわりがどんどん自分にポジティブなエネルギーをくれるはずだ。
周囲から助けてもらえる選手と助けてもらえない選手では、成長スピードにも差が出る。
関わる人すべてを幸せにするつもりで働けば、その気持ちは結果として還ってくる。僕はそう信じている。」
これからはウチの幹部や社員と接する時には、彼らの家族やパートナーを思い浮かべようと思った。
また支えてくれるクライアントやベンダーさんの家族も想い、感謝する習慣をつけることも実践したい。
その人を後ろで支える人たちに心で手を合わせる習慣をつけよう。言葉や贈り物で喜んでもらうことを惜しみなくしよう。自分自身もそれを楽しもう。
そう思いました。