伝えられなかった想い
- 2012.03.30
- 日記

メールのおかげで日本とアメリカ、いや世界中で、24時間プロジェクトを進めることができる。
僕らが生まれたこの時代は、パソコンやiPhoneがあって、飛行機や自動車があって、世界中の料理やエンターテイメント、教育や文化を享受することができる。足元の経済や政治、国際関係も常に変化する波乗りのようで、退屈することがない。
ホント良い時代に生まれてシアワセだなあとデスクでランチ後のひと息。
そう、今朝もそんなことで、日本とのやり取りのメールが気になって、朝4時半には自然に目が覚めた。遠足の朝のワクワク感。
一段落して、夜明け前から2時間20マイル、自転車で山を走った。
この「時間」はトレーニングというより、風景の変わる「ひとりブレスト」の時間。
電話や相談で中断されることなく、朝の一番フレッシュな空気と風景の中で、クルミのように小さな脳味噌をフル回転させる。事業や人事の大事なことは、サドルの上で練り上げていくことも多い。
帰宅してシャワーを浴びてAirMacを開くと、もう日本の顧問からさっき相談した件のアドバイスが届いていた。
このスピード感と信頼感が良い。
そうそう。今朝すごくうれしかった出来事。
毎日シアワセだけど、特別シアワセな出来事があった。
昨年まで12年ライトハウスで働き、後半は副社長で活躍してくれた片山さんが退職から1年振りに会社を訪ねてくれた。
僕は、彼女に対して、貢献してくれたことへの感謝と労いの言葉を、キチンと心を込めて伝えられないまま、ずっと心の中で引きずったままだった。
そんな彼女が新たなスタートを切る。そういう大切な報告を最初にしてくれた。
いっしょにメンバーのフロアを回ると、かつての同志や門下生が駆け寄った。ある者は抱きつき、ある者は手を叩いて喜んだ。
玄関から見送る彼女は、懐かしい笑顔で照れくさそうに笑った。
その瞬間、忙しくて眩しかった時間が一気に甦った。
いろんなことがあったけど、この瞬間に時がつながっている。
この先の未来で、また新たな立ち位置で、あの頃みたいに笑い合えるチャンスがあったら良いなあと、小さくなる車を見送りながら思った。