身近なアメリカンドリーマー
- 2009.04.06
- 日記

4月5日日曜日。家族のいない家の静かなことよ。
昨日は息子を修学旅行に送ってから、ひとり「リラクゼーションスポット」(310−257−0049, Torrance)でマッサージを受ける。
ここは中国のマッサージ学校と提携して、卒業生を送ってもらっているらしく、誰に当たってもそこそこ腕が良い。全身30分・足裏30分(1時間35ドル)、みっちり揉んでもらうと、背中の鉄板がなくなり、両足は軽くなり、寝不足や疲れもどこかに吹き飛ぶ。
晩ゴハンは、ライトハウスの20周年記念インタビューにも協力してもらった女性経営者Mちゃんと会食。同い年の彼女は20年来の戦友のような仲間で、おたがいの失敗や苦労を知っているから格好をつける必要もない。
そんな彼女が「ちょっと褒めてやってよ」と嬉々として、
「両親にね、家を建ててあげたの!すごく心配と苦労かけたでしょ。借金もいっぱいしたしさ」
なんと彼女は5000万円かけて、両親に8寝室のパナホーム(パナソニック系の住宅会社)をプレゼントしたのだ。演歌歌手みたいなことをさらりと言う。
少なくともボクの知る彼女は、日本でのビジネスが繁盛して飛び回るようになっても、ふだんゼイタクもせず、新車に乗るようになったのも確か最近のことだ。アパートも1ベッドを借りて住んでいると言う。
「アタシ頑張ったでしょ!」
丸い顔が笑顔でもっと丸くなる。あらためて、目の前の友人を、上等な人間だなあと尊敬し直した。
成功して、お城のような家を建てたり、華やかな生活や一流品を身にまとう人生を否定しないけど、借家暮らしで両親に家を贈った彼女の方がよっぽどカッコいいと思う。地味だけど、こんな身近にも小さなアメリカンドリーマーがいたんだ。