プロの仕事
- 2012.07.26
- 日記

ディーラーでチューンナップを終えた車を待っている間、靴を磨いてもらった。
靴磨きの男性は「ツヤを出しますか、それとも茶色が映えるようにしますか」と質問してくれた。
(そんなこと訊くんだ・・・)
それから、汚れを落とすクリームの説明をしながら、布で丁寧に汚れを取り、次に基礎化粧品に当たるらしいクリームを(何と)素手で丹念に擦り込んでくれる。靴を通して伝わってくる指先の温かいような感触。
このあたりでiPhoneを操作する手を止めて、職人さんの仕事ぶりをうっとり見入った。
職人さんは手を止めること無く、靴のメンテナンスについてそれは楽しそうにアドバイスをしてくれた。
この人は靴を愛しているんだと思った。
仕上げにツヤ出しのクリームを塗って、見事なブラシさばきで磨き上げてくれた。
仕事が美しい。「作業」じゃなくってプロの「仕事」だ。
昼間から良いモノを見せてもらった。
予めポケットに入れておいたチップでは申し訳なく、急いで財布から追加のお札を合わせて渡した。敬意を込めて。
職人さんは恐縮するように笑顔で受け取ってくれた。
何だか、心も身体も軽くなった ♫